アヤックスにとっては課題の残る引き分けだった。先に主導権を握り、前半18分の主将タディッチのゴールでさらに勢いづいた。不運なオウンゴールで同点とされたものの、直後にはエースのアレルが決めて再びリードした。それが後半は一転。ベンフィカにボールを保持されて劣勢に回り、後半27分にカウンターから2失点目を喫した。  テンハグ監督はテレビインタビューで「複雑な心境だ。悪い結果ではないが、勝利を手放してしまった感もある。決定機さえ物にできていれば」と話した。今季のCLで「影の優勝候補」の呼び声もあるアヤックス。ホームでの第2戦に向け、どれだけ質を高めていけるか。(ケルン時事)【時事通信社】
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記事名:「 アヤックス、課題残る引き分け=サッカー欧州CL