【ロンドン時事】北京五輪のフィギュアスケート女子で、ドーピング検査で陽性反応を示しながら出場した15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)が、練習を再開したとロシアメディアが20日に報じた。ワリエワを指導するエテリ・トゥトベリゼ氏のチームのインスタグラムに、氷上でジャンプするトレーニング動画が投稿された。  ワリエワは北京五輪の団体でROCの1位に貢献した後、昨年12月に採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出されたことが判明。スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で出場継続が認められ、個人種目は4位だった。団体を含めて成績は暫定的な扱い。18日にロシアに帰国していた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ワリエワが練習再開〔五輪・フィギュア〕