甲子園で「継続試合」導入=ノーゲームや降雨コールドなし―高校野球
時事通信社 2022年02月18日 20:53:40
日本高校野球連盟は18日に理事会を開き、春の選抜大会と夏の全国選手権大会で継続試合を導入することを決めた。悪天候などで試合が途中で打ち切りとなった場合、翌日以降に試合が止まった場面から再開して勝敗が決まるまで戦う。 これまでは試合が成立する七回以前の打ち切りならノーゲーム、以降ならコールドとなっていたが、打ち切られたイニングにかかわらず継続試合となる。来月18日開幕の第94回選抜大会から適用され、軟式の全国選手権大会でも採用される。春と秋の都道府県大会や地区大会、夏の地方大会で適用するかは主催者の判断に委ねる。 継続試合の導入は、昨夏の全国選手権大会で天候不良が続いたことで検討課題となっていた。日本高野連の宝馨会長は「昨年までなら再試合や降雨コールドゲームになって、記録に残らなかったプレーが全て公式記録として残ることになる。もう『幻のホームラン』は甲子園大会ではない」とコメントを出した。 (了)【時事通信社】
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