6度目も合意できず=米大リーグ労使交渉
時事通信社 2022年02月18日 09:16:30
【ニューヨーク時事】労使紛争でロックアウトに入っている米大リーグで17日、オーナー側と選手会が6度目となる労使協定の改定交渉に臨んだが、合意には至らなかった。複数の米メディアが伝えた。 この日は年俸調停権を持たない若手選手に対して、活躍に応じてボーナスを支払うための拠出金「ボーナスプール」などを協議。選手会は調停権の対象拡大について譲歩案を示した一方、プール額はオーナー側の1500万ドル(約17億円)の提案に対して1億1500万ドル(約132億円)を要求。溝が埋まらず、交渉は物別れに終わった。 大リーグは昨年12月1日に労使協定が失効し、オーナー側が施設を封鎖するロックアウトに突入。今月16日から予定されていた春季キャンプも開始が遅れ、3月31日のシーズン開幕への影響が懸念されている。(了)【時事通信社】
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記事名:「 6度目も合意できず=米大リーグ労使交渉 」