フィギュアスケート女子で17日、銅メダルを獲得した坂本花織との一問一答は次の通り。 ―銅が決まった瞬間。 びっくりしたのと、涙が止まらなくなった。 ―高難度の構成をまとめたトルソワの直後で。 ロシア(ROC)の子が本番に強いのは分かっていた。いい緊張感の中でできた。 ―演技直後の思い。 とにかくノーミスでやりたかった。(6位だった)平昌五輪よりいい成績で終わるのが目標だった。今は満足。 ―ワリエワの演技は。 正直、見るのがつらかった。「きょうはどうしたんだろう」という感じで見ていた。 ―中野園子コーチが、運と努力がメダルにつながったと言っていた。 とことん運がいいと自分も思う。やってきたことが報われるうれしさもあるし、神様がついているなとも感じる。 ―自身のスケートが認められた。 大技がないというのはすごくハンディ。一つ一つを丁寧にやることと、完璧さが求められる。練習でどんなに苦しい思いをしても、試合で笑顔になるためにやるしかないと思って4年間やってきた。諦めずに頑張ってきてよかった。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕フィギュアスケート女子フリーで演技する坂本花織=17日、北京(AFP時事)