【北京時事】北京冬季五輪第14日は17日、スピードスケート女子1000メートルが行われ、高木美帆(日体大職)が1分13秒19の五輪新で金メダルを獲得した。1500メートル、団体追い抜き、500メートルの三つの銀に続き、今大会4度目の表彰台。日本勢の金は3個目。小平奈緒(相沢病院)は10位だった。 フィギュアスケートの女子フリーでは、ショートプログラム(SP)3位の坂本花織(シスメックス)が好演し、銅メダルを獲得した。日本女子3大会ぶりの表彰台。樋口新葉(明大)は5位。ドーピング検査で陽性反応を示しながらも出場が認められ、SP首位のロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワは4位だった。 ノルディックスキー複合団体で、渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)、永井秀昭(岐阜日野自動車)、山本涼太(長野日野自動車)の4人で臨んだ日本は銅メダルを獲得した。金だった1994年リレハンメル大会以来、28年ぶりの表彰台。 今大会の日本勢のメダル数は、合計17個(金3、銀5、銅9)となった。 カーリング女子1次リーグで、ロコ・ソラーレの日本は最終戦でスイスに敗れて5勝4敗となったが、4位で18日の準決勝に進んだ。再びスイスとの顔合わせ。準決勝進出は2大会連続。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スピードスケート女子1000メートルで金メダルを獲得し、笑顔の高木美帆=17日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した坂本花織=17日、北京 〔写真説明〕ノルディック複合団体で銅メダルを獲得し、喜ぶ(左から)渡部善、永井、渡部暁、山本=17日、張家口 〔写真説明〕カーリング女子1次リーグ最終戦を終えた日本の(左から)吉田夕、鈴木、藤沢、吉田知。スイスに敗れて5勝4敗となったが、前回平昌大会に続き2大会連続で準決勝に進んだ=17日、北京