五輪初出場の山本が12位と健闘した。ジャンプは1位だったノーマルヒルに続いて好調で、リーベルに次ぐ2位タイ。距離で粘りの走りを見せたが、徐々に欧州の強豪たちにのみ込まれてしまった。「気持ちの面で負けた」と言いながらも、「今できることは出し切れた」。ノーマルヒルの14位から順位を上げ、達成感を口にした。 渡部暁が過去2大会の銀に続いて銅メダルを獲得した姿を、目の前で見ることができた。「格好いい。テレビで見ていた人ではなくなった」と実感。24歳のホープは4年後を見据え、「暁斗さんよりいい色を取りたい」と力強く宣言した。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディック複合個人ラージヒル、後半距離で力走する山本涼太(左から2人目)。左端は渡部暁斗=15日、張家口 〔写真説明〕ノルディック複合個人ラージヒル、山本涼太の前半飛躍=15日、張家口