男子リレーの日本は、目標の入賞を逃したが若手の健闘が光った。1走の21歳広瀬が8番手でつなぐと、宮沢は後半苦しい走りで10番手に。エース格の馬場が3走の中で7番目のタイムをマークして9位に上げ、アンカー山下も終盤まで粘った。22歳の山下は「この経験を糧にして、日本チームとして高みにいけたら」と話した。 前回出場のソチ大会では3走を終えた時点で周回遅れ扱いとなり、タイムなしの最下位。それに比べれば大きな前進。ソチでの屈辱も経験した宮沢は「思っていた以上に彼らは頑張っていたと気付いた。これでまた一つ階段を上がってもらいたい」。若いメンバーに今後を託すように言った。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディックスキー距離男子40キロリレーでスタートする第2走者の宮沢大志(右)。左は第1走者の広瀬崚=13日、張家口 〔写真説明〕ノルディックスキー距離男子40キロリレーでスタートする第4走者の山下陽暉(右)。左は第3走者の馬場直人=13日、張家口