ロシア反ドーピング機関、ワリエワ選手の関係者を調査=検査結果の遅れ、コロナが影響〔五輪〕
時事通信社 2022年02月12日 00:41:36
【ロンドン時事】北京五輪のフィギュアスケートに出場している女子のカミラ・ワリエワ選手(15)=ロシア・オリンピック委員会=が昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示した問題で、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は11日、同選手が未成年のため、サポートする関係者への調査を開始したと発表した。 RUSADAは調査目的について、「ドーピング規定違反の可能性がある全ての状況を特定するため」としている。 ワリエワ選手は昨年12月25日に採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出され、今月8日に報告を受けた。RUSADAは検査結果が出るまでに1カ月以上かかった理由について、分析したストックホルムの検査機関で「新型コロナウイルスの感染が発生したため」と説明した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社