選抜出場32校は不動=聖隷めぐる地元の要望に回答―日本高野連
時事通信社 2022年02月10日 19:17:15
日本高校野球連盟は10日、第94回選抜大会(3月18日開幕、甲子園球場)の出場校について、1月28日の選考委員会で選んだ32校を変更せず、詳細な選考内容は公表しないとの見解を発表した。 選考委員会では、東海地区(2枠)の2校目に昨秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)ではなく、準決勝で敗退した大垣日大(岐阜)を選出。日本高野連によると、その後に静岡県高野連から、聖隷クリストファーに対する何らかの措置や丁寧な説明などを求める要望があった。 これに対し、選考委員会がさまざまな角度から議論して決定に至っていることから、公表はなじまないとし、選考は総合的な判断で当該校にもこれ以上の説明はしない、などと回答したという。選考の在り方や選考経過の説明方法などは今後検討していくとしている。 選考委員会の宝馨委員長(日本高野連会長)は「出場校は、野球に関して見識の深い選考委員を委嘱し、選考基準にのっとり厳正かつ慎重に審議して決定する。32校と補欠校は最終のもの」とのコメントを出した。 (了)【時事通信社】
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