【北京時事】ノルディックスキー・ジャンプは3日、張家口の会場で最初の公式練習が行われ、3度目の五輪となる女子の高梨沙羅(クラレ)は1回目でトップの104メートルを飛ぶなど、3回の練習でいずれも大きな飛躍を披露した。 金メダルを狙う高梨は「初めてのジャンプ台で不安もいっぱいだったけど、ある程度固めてきたイメージがうまく合って、いいスタートを切れた」と話した。マリタ・クラマー(オーストリア)が新型コロナウイルス検査で陽性となって欠場することについては「最有力候補と言われた彼女がいることに意味があると思う。一緒に戦いたかった」と残念がった。 男子のエース小林陵侑(土屋ホーム)も3回の飛躍で台の感触を確かめ、「(2度目の五輪は)楽しい。大きいジャンプをしたい」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕練習するノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅=3日、中国・張家口 〔写真説明〕練習するノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑=3日、中国・張家口