フリースタイルスキー・モーグルの予選開始を翌日に控えた2日、男子で金メダル候補の堀島行真(トヨタ自動車)ら日本選手が張家口の会場で最終調整した。堀島は公式練習4日目となるコースを滑り、「コース状況もだんだん難しくなってくる。それを想定した上で、できる限り調整をしたい」と述べた。 この日は日本代表8人全員が公式練習に参加。堀島は滑り終えた後、コーチが撮影した動画を確認しながら、エア台などの感触を確かめた。「こぶの狭さは自分にも合っている」と本番コースへの手応えを口にした。 日本選手単独最多のワールドカップ(W杯)通算11勝を挙げている堀島。2度目の五輪を前に「今の方がより明確にプランを立てた状態でできている」と話し、気負いは感じさせなかった。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕練習するフリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真=2日、中国・張家口