近大の神崎大河(22)が大相撲の武隈部屋に入門することが決まり、2日に東大阪市の同大学で元大関豪栄道の武隈親方とともに記者会見に臨んだ。「親方の指導方針や考え方を聞いて、確実に強くなれると思った。強い力士だったイメージがあるので、指導していただくのは楽しみ」と意気込みを示した。 兵庫県姫路市出身の神崎は昨年の全日本選手権で準優勝。1日付で独立したばかりの武隈親方は「このタイミングで魅力ある子を預からせてもらった。長所の突き押しを磨いて、一日も早く関取に育てたい」と語った。 神崎は三段目最下位(100枚目)格付け出しで、来月の春場所でデビューする予定。大阪府出身で自身もご当所となる武隈親方は「特別な場所になる」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕大相撲の武隈部屋に入門する近大の神崎大河(右)と師匠となる武隈親方=2日午後、大阪府東大阪市