北京五輪の日本選手団旗手で、スピードスケート女子の郷亜里砂(イヨテツク)が1日、本番会場で取材に応じ、4日の開会式に向け「笑顔で先頭に立ってしっかり歩いていきたい」と述べた。 ノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)とともに旗手を務める。1月29日の結団式は渡部暁が海外遠征のため不在で、まだ会話をしたこともないという。「(旗を)奪い合わないように仲良く行進します」と話し、ほほ笑んだ。 前日に続いて1時間ほど滑走練習に励んだ。「氷がすごく食い付くような感じがあったので、自分に合っている。これから気持ちも高めていきたい」。13日の女子500メートルを見据えて、競技でも着々と準備を進めている。(北京時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕開会式で旗手を務めるスピードスケートの郷亜里砂=1月31日、北京