プロ野球12球団の春季キャンプが1日、「まん延防止等重点措置」が適用されている宮崎県と沖縄県でスタートした。新型コロナウイルスの影響で昨年は無観客だったが、今年は2年ぶりにファンが見守る中で実施。約1カ月にわたってチームづくりを進める。  沖縄県では、昨季日本一のヤクルトなど7球団が始動した。注目される日本ハムの新庄監督は、大型三輪バイクを運転して派手に球場入り。中日の立浪監督は守備練習で自らノックした。  宮崎県にはパ・リーグ連覇を狙うオリックスなど5球団が集い、覇権奪回を目指す巨人は菅野がブルペン入り。藤本新監督のソフトバンクは室内練習場で体力測定を行った。  各球団は感染予防に努めた上で調整を重ねる。オープン戦は23日に始まり、公式戦はセ、パともに3月25日に開幕する。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2年ぶりに観客を入れて始まったプロ野球の春季キャンプ=1日、沖縄県浦添市 〔写真説明〕2軍キャンプ地に入る日本ハムの新庄監督=1日、沖縄・かいぎんスタジアム国頭 〔写真説明〕春季キャンプが始まり、衣笠剛球団社長(手前)の話を聞くヤクルトナイン=1日、沖縄県浦添市
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 球春到来、有観客のキャンプ=新庄監督はバイクで球場入り―プロ野球