伊東は1回目に144.5メートルの大ジャンプを見せた。抜群のタイミングで飛び出し「いい風をもらった」。着地も冷静に決めて2位につけ、2回目は飛距離が伸びなかったものの、一昨年1月以来の1桁順位となる8位に入った。  前日は横風にあおられて着地を急いだことを悔やんでいた。「けが回避という名目の逃げだったかも。きょうは強気に飛ぼうと。それが少しかみ合った」。自身5度目の五輪を控え、「きょうだけ休んで北京モードに入ります」。ベテラン36歳の奮闘は日本チームに刺激を与えそうだ。(ビリンゲン時事)【時事通信社】
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記事名:「 伊東、反省生かし強気に=W杯ジャンプ男子