日本ハムの新庄剛志監督が30日、沖縄県で2月1日に始まるキャンプに向け、那覇空港に到着した。取材に応じ、「1年間のトライアウトのスタート。この1年は勝ち負けにこだわらず、トライアウトを見るような目でいく」と語った。 到着ロビーに詰め掛けた計100人を超えるファンや報道陣を前に、不要になったグラブを取り付けた奇抜なロングコートを着て登場。現役時代は一つのグラブを何度も修理しながら引退まで使った監督は、「道具を大事にできるチームになってほしい」との思いを明かした。 キャンプ初日は競争意識を高めるため、国頭村での2軍キャンプを視察予定。「だいたいどの監督も、横一線からと話すが、僕の場合は本当に横一線っぽいでしょ? 選手にそれは伝わっていると思う」。本格始動に向けて声を弾ませていた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2月1日からの沖縄キャンプを前に那覇空港に到着した日本ハムの新庄剛志監督=30日午後、那覇市