左サイドバック競争激化=中山台頭、長友は歓迎―サッカー日本代表
時事通信社 2022年01月30日 18:36:50
日本の左サイドバックは、先発の座を守る長友から中山への試合途中の交代が5試合続く。長友がベンチに退くタイミングも早まっているが、「競争が生まれるのは素晴らしい」とベテランは突き上げを歓迎する。 東京五輪代表の中山は昨年11月のオマーン戦で決勝ゴールの起点となり、今月27日の中国戦は追加点を演出。「自分に足りないものがあるから(先発が)実現していない」。24歳は冷静に足元を見詰めるが、身長181センチと高さもあり、左利きを生かした巻くような精度の高いクロスも武器だ。 35歳の長友は国際Aマッチ132試合出場を誇る。一方で、効果的な攻撃参加が少なくなってきたのは事実。南野ら前線との連係もいまひとつで、「厳しい批判、意見はありがたい」と長友。中山の実力を認めた上で、「僕が全て打開できれば何の問題もない」と言う。 チームは4連勝中。森保監督は序列をすぐに変えない傾向にあるが、中山を切り札にしたい思惑もあるだろう。「スタメンは結果でしかない。日々の行動でそれをたぐり寄せる」と中山。役割を全うした先に飛躍があると信じている。(了)【時事通信社】
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