大阪国際女子マラソンは30日、世界選手権(7月、米オレゴン州)などの代表選考会を兼ねて大阪・ヤンマースタジアム長居を発着点とする42.195キロのコースで行われ、松田瑞生(ダイハツ)が日本歴代5位で大会新記録の2時間20分52秒をマークし、2年ぶり3度目の優勝を果たした。 上杉真穂(スターツ)が2時間22分29秒で2位に入り、松下菜摘(天満屋)が3位。谷本観月(天満屋)が4位、阿部有香里(しまむら)が5位、佐藤早也伽(積水化学)は6位で、上位6人は2024年パリ五輪代表選考会となる23年秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。 松田は序盤からリードし、25キロ以降は独走。終盤にややペースダウンしたものの、自己記録を1分近く更新した。(スタート時の気象=晴れ、気温8.2度、湿度47%、北北東の風1.2メートル)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕優勝した松田瑞生=30日、大阪・ヤンマースタジアム長居