伊藤は1回目、強風の中で123.5メートルを飛んだ。ドイツのTVインタビューで「K点(130メートル)を狙っていたので少し残念」と答えたが、表情は明るく2回目を楽しみにしている様子だった。  今季上位の選手たちと僅差の4位につけながら、風がさらに強まり、2回目は中止に。苦しんできた伊藤が、前日の試技から好ジャンプを続けた。表彰台にはわずかに届かなかったものの、ヒルサイズ147メートルの大きな台で復調の兆しが見えた。(ビリンゲン時事)【時事通信社】
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記事名:「 伊藤、大きな台で復調の兆し=W杯ジャンプ女子