シングルスで既に敗退した男子の張本は、森薗と組んだダブルスでも頂点を逃した。決勝は2ゲームを先取しながら、逆転負け。「リードしてから硬くなってしまった。真っ向勝負で、攻め切ることができなかった」と悔しがった。 早田と組んだ混合ダブルスでは優勝したが、1冠で今大会を終了。大会開幕の1週間前まで腰痛で練習できていなかったことを明かし、「現状ではこれが精いっぱいだった。まずはしっかり治して次に向かいたい」。気を取り直して先を見据えた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子ダブルス決勝で敗れた張本智和(右)森薗政崇組=29日、東京体育館