ナダル、最多21勝なるか=30日にメドベージェフと決勝―全豪テニス
時事通信社 2022年01月29日 11:46:30
30日に行われるテニスの全豪オープン男子シングルス決勝は、四大大会男子単独最多の21勝目を狙う第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)と、昨年準優勝で第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がぶつかる。 ナダルは試合を重ねるごとに調子を上げてきた。準決勝では昨年のウィンブルドン準優勝のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に快勝。強烈なスピンをかけたフォアハンドショットを軸に、ラリーで変わらぬ強さを発揮している。 全豪では過去に5度決勝に進んでいるが、優勝は2009年の1度だけ。19年は四大大会20勝で並んでいるノバク・ジョコビッチ(セルビア)、17年はロジャー・フェデラー(スイス)に阻まれた。ライバル不在の今大会は大きな1勝を挙げるチャンスだ。 メドベージェフは昨年の全米オープンに続く四大大会2勝目を狙う。対戦成績は1勝3敗と負け越しているが、最近は急速に力を伸ばしている。ともにフットワークを生かした守備力が持ち味だけに、ラリーで先手を取る仕掛けと、我慢比べがポイントになりそうだ。(時事)【時事通信社】
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