2014年創部のクラーク記念国際が選抜初出場を決めた。北海道以外にも多くの拠点を持つ通信制の高校。吉報を受けると、白取主将がライブ配信された映像を通し、各校舎に向けて決意表明した。甲子園で一番明るいチームを目指すことを誓い、「全国のクラークの生徒に伝えたかった。とにかく試合を楽しむ」と力強く話した。 チームは山中、辻田の左右の二枚看板を中心に守り勝つ野球が身上で、甲子園ではまず初戦突破が目標だ。駒大岩見沢を春夏計12度の甲子園出場に導いた佐々木監督は「初出場という良い波にうまく乗りたい。冷静にゲームを進められるかどうか」と分析していた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕選抜大会出場が決まり、ジャンプして喜ぶクラーク記念国際の選手たち=28日、北海道深川市