FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)とOANDA証券はどちらもMT4に対応している人気のFX業者です。しかしスプレッドの狭さや取引ツールの種類、スキャルピングの対応可否など、提供するサービスにそれぞれ違いがあります。

本記事ではFXTFとOANDA証券の特徴を比較し、初心者にもわかりやすく解説します。自分自身のトレードスタイルに合うFX業者を探している方はぜひ参考にしてみてください。

FXTFとOANDAの基本スペックを比較

FXTFOANDA証券(東京サーバー)
取引手数料無料無料
最大発注数量標準コース:100万通貨
ストリーミングコース:300万通貨
50万~300万通貨
(一部通貨のみ)※2
通貨ペア個人:30通貨ペア
法人:29通貨ペア
裁量プラン:37通貨ペア
スタンダードプラン:40通貨ペア
両建て可能※1可能
※1:EA(自動売買システム)、スクリプトを使用しない取引は無料です。EA(自動売買システム)、スクリプトを使用した取引は、対象の5通貨ペア(USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、EURUSD)で新規1万通貨の取引あたり20円がかかります。
※2:最大注文数量により、銘柄名(サフィックス)が異なります。

「FXTF MT4(ゴールデンウェイ・ジャパン)」と「OANDA証券」の基本スペックは上記の通りです。両社ともに取引手数料は基本無料、両建ても可能であるほか、最大発注数量と通貨ペアにも大きな違いはありません。

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FXTFとOANDAのスプレッドの違いは?

通貨ペアFXTFOANDA証券(東京サーバー)
ドル円0.2銭0.3~0.9銭
ユーロ米ドル0.3pips0.5~0.7pips

「スプレッド」は売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のこと。FX取引において実質的な手数料に相当します。取引コストに関わる要素であるため、FX会社を選ぶ重要な判断基準です。

FXTFはスプレッドが非常に狭く、コストを抑えたトレードができるのが特徴。一方でOANDA証券はスプレッドがやや広めですが、変動する範囲内で安定しているといえます。

しかし、市場流動性の低い時期・時間帯はスプレッドが変動しやすくなります。実際にFXTFでは、市場流動性が著しく低下すると予測されるクリスマスから年末年始にかけての期間は原則固定スプレッドの適用対象外です。スプレッドが大きく変動している時期・時間帯の取引はリスクを伴うため、慎重な判断が必要になります。

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FXTFとOANDAの取引ツールを比較

FXTFOANDA証券(東京サーバー)
対応プラットフォームMT4
TradingView
MT4
MT5

FXTFとOANDA証券はどちらもMT4が使用可能です。FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)ではMT4のほか、Webブラウザ版ツールの「FXTF GX」に「TradingView」が内臓されています。OANDA証券の日本サーバーの口座は「MT5」にも対応していますが、TradingViewには対応していません。

しかし、OANDA証券のニューヨークサーバの口座である「ベーシックコース」と「プロコース」は、いずれもTradingViewに対応しています。こちらはWebブラウザ版ツール「fxTrade」に内蔵のTradingViewに加え、本家TradingViewとの口座連携も可能なのが特徴です。

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FXTFとOANDAのスキャルピング対応の有無は?

FXTFとOANDAのスキャルピング対応状況
  • FXTF:スキャルピング制限あり
  • OANDA:スキャルピング制限なし

「スキャルピング」とは、数秒や数分単位の短時間で売買を繰り返し、利益を重ねる手法のことです。

FXTFでは基本的にはスキャルピングが制限されており、極端に短い取引時間や頻繁な取引といったスキャルピングの定義に該当すると、システムの利用が制限または停止される可能性があります。

第 14 条 (本システムの利用の制限又は停止)
(3)数秒間隔で注文を繰り返し発注する行為を行った場合。 引用元:FXTF|インターネット取引規則

一方でOANDA証券にはスキャルピングを禁止するという明確な規定はなく、一般的なスキャルピングを行うことが可能です。そのため、スキャルピングを重視するならOANDAが有利といえます。

FXTFとOANDAのTradingView対応状況は?

FXTFOANDA証券
TradingView内蔵ツールFXTF GXのWebブラウザ版に内蔵Webブラウザ版ツール「fxTrade」に内蔵
Webブラウザ版と連携可能
(ニューヨークサーバーのみ)
追加機能-5秒足チャート

FXTFとOANDA証券はどちらもTradingViewに対応していますが、OANDA証券ではニューヨークサーバーの「ベーシックコース」と「プロコース」でのみTradingViewが使用できます。東京サーバーはTradingViewに対応していないため注意が必要です。

FXTFとOANDAの比較をもとに自分に合ったFX業者を見つけよう

本記事ではFXTFとOANDAの基本スペックやスプレッド、取引ツールなどを比較しました。FXTFとOANDAはどちらも優れた特徴を持つFX業者ですが、自分のトレードスタイルに合わせて選ぶことが重要です。ぜひ本記事を参考にして、自分に合ったFX業者を見つけてみてください。

当記事で紹介している会社は、すべて金融庁から許可を受け財務局に登録されおり、かつ金融先物取引業協会に加入している業者です。

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本記事で参考にしたサイト一覧

  1. GMOクリック証券
  2. みんなのFX
  3. GMO外貨
  4. ヒロセ通商
  5. DMM FX
  6. IG証券
  7. 外為どっとコム
  8. JFX株式会社
  9. LIGHT FX
  10. SBI FXトレード
  11. 松井証券
  12. マネーパートナーズ
  13. インヴァスト証券
  14. 外為オンライン
  15. FXブロードネット
  16. LINE FX
情報提供元: NET MONEY
記事名:「 FXTFとOANDAの違いを比較!MT4やスプレッドについても解説