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楽天カードは、国際ブランドをVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4つの中から選べますが、選択肢が多いだけに「どれにしたらいいか分からない」という方も多いでしょう。
そこで、本記事では4つのブランドをさまざまな角度から比較していきます。最後まで読めば、自分が楽天カードでどの国際ブランドを選ぶべきかが、きっと見えてくるでしょう。
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楽天カードが対応している4つの国際ブランドのうち、最もおすすめなのはVisaです。なぜなら、4つのブランドの中で、国内外ともにシェアが最も多いからです。
Visaの世界シェアが25.1%に対して、Mastercardは16.2%、JCBとAmerican Expressは1%以下に過ぎません。
国内シェアも同様の傾向で、Visaが50.8%、JCBが28.0%、Mastercardが17.8%とVisaが他社を大きく引き離している状況です。
世界シェア※1 | 国内シェア※2 | |
---|---|---|
25.1% | 50.8% | |
16.2% | 17.8% | |
0.9% | 28.0% | |
0.8% | 3.1% |
Visaであれば、国内外どこの店舗でも不便なく決済できるでしょう。
なお、Visaブランドのクレジットカードをすでに持っている方は、楽天カードでは別のブランドを選ぶと良いでしょう。なぜなら、国際ブランドはブランドごとに独自のサービスや優待制度、特典を設けているからです。
たとえばVisaとJCBを組み合わせることで、Visaの決済の利便性とJCBの充実したサービス・優待のどちらも受けることができるようになります。
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クレジットカードの国際ブランドが異なっても、年会費やポイント還元率といった基本的な条件は同じです。しかし、以下のような点には違いが現れます。
楽天カードは、国際ブランドによって選べる楽天カードのデザインが異なります。
楽天カードには、全ブランド共通で選べる「通常デザイン」や「お買いものパンダ」デザインのほかに、特定のブランドのみ選べるデザインがいくつか存在します。
たとえば、ミッキーマウスやミニーマウスがあしらわれた「ディズニー・デザインカード」が選べるのはJCBのみ。
また、アーティストのYOSHIKIさんが券面にデザインされたカードはMastercardブランドのみ選ぶことが可能です。
ほかにも、国際ブランドごとにさまざまなデザインが用意されています。
デザイン | ディズニー・ デザインカード | YOSHIKI デザイン | 楽天イーグルス デザイン |
国際 ブランド | JCB | Mastercard | Mastercard、JCB |
またVisaブランド限定で、強固なセキュリティ性能を持つ完全ナンバーレスデザインにも対応しています。
通常の楽天カードは裏面に表示されるカード番号がないので、盗み見されるリスクを押さえられるなど安全性が高いです。
ただし、2枚目のカードとしてのみ申し込み可能な点には注意しましょう。初めて楽天カードを作る方は、楽天カードのナンバーレスデザインを申し込むことはできません。
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ブランドによっては、世界の特定の国で加盟店が少なく、使えない場面が多くなるものがあります。
たとえば、JCBは海外では使える場所が少ないと言われています。日本国内や、海外でも日本人観光客の多いハワイ・台湾など一部エリアでは利用できますが、アメリカ本土やヨーロッパでは使えない場所がしばしばあるようです。
一応はクレカの五大ブランドであるはずのJCBがフランス・イタリアだとあまり使えないか決済可能なカードとして表示されていないので、VISAと Mastercardは必須だなぁと思った
引用元:ふみすむ(X)
イタリア徹底的にJCBカード使えないな
引用元:局長(X)
また、アメックスはヨーロッパでは使えないことがしばしばあると言われています。
ドイツもプラハもクロアチアもアメリカンエクスプレスか全然使えない国になっていた???
あれ??
昔使えはずなのになぁ、、、。
アメックスに何が、、、。引用元:Megumi(X)
JCBが使えないところって、海外はもとより国内でもあるのだな。
アメックスはフランスのお店での買い物に使えなかったな。
~(つˆДˆ)つ。☆引用元:mahal(マハール)(X)
フランス、アメックス 使えないところめちゃ多いんですけど?
一方、VisaやMastercardは基本的に世界中で使えます。迷ったら、どちらかを選ぶと国内外問わず不便なく利用できるでしょう。
国際ブランドが異なると、楽天カードを使えるお店が違います。楽天グループが運営する楽天市場では全ブランドが使えますが、一般のお店では各店舗によって対応ブランドが異なります。
たとえば、日本発の動画共有サービス・ニコニコ動画ではもともとVisaが使えず、JCBとMastercardだけに対応していました。しかし、2023年にはMastercardでの決済も停止しています。これからニコニコ動画の有料会員になりたい場合、現時点ではJCB一択となるわけです。
さらには、人気の大型会員制店舗・コストコで使えるのは、Mastercardのみ。
先述しているように、1枚目のクレジットカードのブランドは基本的にはVisaがおすすめです。ただし、特定の店舗やサービスでのみ利用したい方は、その店舗やサービスで使えるブランドを確認しましょう。
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国際ブランドが違うと、受けられる特典や優待が異なります。
そもそもクレジットカードの国際ブランドは、大きく「決済カードブランド(ペイメントカードブランド)」と「T&Eカードブランド(トラベル&エンターテインメントカードブランド)」の2種類に分けられます。
決済カード ブランド (ペイメントカードブランド) | T&Eカード ブランド (トラベル&エンターテインメント) | |||
---|---|---|---|---|
特徴 | ・決済機能の利便性が高い ・世界中の国や地域で利用可能 | ・特典や優待が充実 ・付帯保険が手厚い | ||
該当 ブランド |
つまり、VisaやMastercardのメリットは世界中で使えるという利便性である一方、JCBやAmerican Expressは、日常を豊かにするようなさまざまな特典が用意されている点が大きな魅力となっています。
JCBとAmerican Expressに付帯する優待は、それぞれ特徴があります。
JCBはエンターテインメントの分野に強く、JCBカード会員だけの先行受付や割引などの特典も用意しています。
American Expressはトラベルサービスが特に充実しているブランドです。楽天カードをAmerican Expressで発行すると、主にブラックカード保有者向けのトラベル・サービス「アメリカン・エキスプレス・コネクト」というサービスが利用できます。
優待内容 | 対象施設(一例) |
国内ホテルに優待料金で宿泊(詳細) | ザ・プリンス パークタワー東京 ホテル椿山荘東京 リーガロイヤルホテル東京 ザ・リッツ・カールトン東京 |
国内ダイニングでの優待(特別コースの用意やドリンクサービスなど、詳細) | グランドニッコー東京 台場 「The Grill on 30th」 グランドニッコー東京 台場 「鉄板焼 銀杏」 グランドニッコー東京 台場 「中国料理 桃李」 |
普通は年会費のかかるAmerican Expressのカードだけど、楽天カードなら年会費無料で持てるというのが嬉しいですよね!
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楽天カードの国際ブランドをVisaかMastercardで迷った場合、JCBとVisaで迷った場合、それぞれどちらがいいかを解説します。
VisaとMastercardを比べるなら、Visaがおすすめです。それは、Visaの方がシェア率が高いからです。
VisaとMastercardは、いずれも決済機能の利便性に特化した決済カードブランド(ペイメントカードブランド)で、世界中の国々で利用可能です。しかしシェアは大きく異なり、Visaの世界シェアが25.1%に対して、Mastercardは16.2%です。
国内シェアに至っては、Visaが50.8%に対して、Mastercardは17.8%とさらに差が開いています。よりシェア率が高いVisaをおすすめします。
世界シェア※1 | 25.1% | 16.2% |
---|---|---|
国内シェア※2 | 50.8% | 17.8% |
決済の利便性を優先するならVisaがおすすめです一方、優待・特典を重視するのであればJCBを持っておくのもひとつの手です。
決済の利便性に優れているのはVisaです。4ブランドのうち国内外で最も多くの店舗で利用できます。
一方、JCBは旅行やエンターテインメントの分野での優待が充実しているE&Tカードブランド。Visaと比べると、優待や特典が充実しているという特徴があります。優待や特典を有効活用することで、日常をよりお得に、より豊かにできるでしょう。
利点 | 決済の利便性が優れている | 優待・特典が充実している |
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国際ブランドをどうしても一つに絞り切れない場合、楽天カードの2枚持ちという手もあります。
2枚持ちをするならVisaとJCBの組み合わせがおすすめです。
なぜなら、VisaとJCBとでは、ブランドとしての特徴が異なるため、2つを組み合わせることで両方の恩恵が受けられるからです。
Visaは決済カードブランドで、世界中の国々で利用可能。決済可能店舗は1億3,000万店舗に上ります。クレジットカード決済に対応している店舗であれば、ほぼすべてのお店で利用できるでしょう。
一方、JCBは優待や特典が充実しているT&Eカード。特に旅行やグルメ、映画・演劇、テーマパークなどの優待が充実しています。
Visaブランドの楽天カードは決済のためのカード、JCBブランドは優待を受けるためのカードといったように2枚を使い分けることで、両者のメリットを享受できるとともに、2つのブランドの弱いところも補い合えるというわけです。
また、国内サービスの中には、海外ブランドの唐突かつ強引な規約変更を嫌って、JCBしか使えないサービスもあります。この傾向はここ数年、強まっていて、今はVisaが使えていても来年には使えないということも可能性としては十分ありえるでしょう。
Visaが突然使えなくなった時のために、JCBブランドのクレジットカードを1枚持っておくことをおすすめします。
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楽天カードの国際ブランドについてよくある質問をまとめました。楽天カードに申し込む際の参考にしてください。