- 週間ランキング
2023年1月に発表された一般社団法人投資信託協会「2022年投資信託に関するアンケート調査報告書」によると、投資信託の保有種類については2021年より外国株式投資信託の保有が最も多く、次に国内株式投資信託、分散型投資信託(バランス型)と続きます(図表1‐7)。なお「外国株式投資信託」の保有率は若年層ほど高く、年齢が上がるほど「分散型投資信託(バランス型)」「外国債券投資信託」「国内不動産投信(J リート)」の保有率が増加します。外国証券取引は先述した理由から個人が扱うにはハードルが高いですが、投資信託を活用すれば海外資産への投資は容易に実現できます。
一方で、保有率ではなく保有金額で平均購入額をみてみると(図表1‐8)、「分散型投資信託(バランス型)」が312.5万円で最も高く、「外国債券投資信託」の303.6万円と「国内不動産投信(Jリート)」がそれに続き、また異なった傾向がみえてきます。
<著者プロフィール>
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社は、独立系資産運用会社インベスコの日本拠点です。
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社は、内外の公的年金・企業年金、事業法人、銀行や保険会社など機関投資家を対象に、株式や債券などの伝統的な投資戦略からオルタナティブなど非伝統的な投資戦略まで幅広い商品およびサービスを提供しています。
また、銀行・証券会社・保険会社などを通じて個人投資家向けの投資信託およびサービスを提供しています。
The post 日本円が強い時代は終わり?日本人の投資の実態 first appeared on Wealth Road.