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つみたて投資枠のみ:15年間(1,800万円÷120万円)
2つの投資枠を併用:5年間(1,800万円÷360万円)
非課税投資枠と総枠の違いを理解した上で、ご自身の目的に合った投資計画を立てるようにしましょう。
金融商品の売却によって再利用できる新NISAの総枠は、元本分(購入時の取得価額分)のみです。例えば、100万円で購入した金融商品を、500万円になってから売却するとします。この場合、保有している金融商品は500万円分減りますが、再利用できる総枠は100万円分です。
総枠を再利用するために金融商品を売却する場合は、購入時の取得価額を確認した上で計画を立てましょう。
新NISAの対象商品には、短期間で売買を繰り返せないものもあります。
例えば、投資信託の基準価額が決まるのは1日1回であるため、購入・売却を申し込む時間帯によっては翌営業日以降が約定日になります。株式についても取引時間が決められているため、好きなタイミングで売買できるわけではありません。
中でも投資信託は、短期間での売買を繰り返したい人は、あらかじめ各銘柄の取引時間を確認しておくことが大切です。
新NISAで売買を繰り返すと、非課税保有限度額(総枠)を再利用しながら、小さなリターンの積み重ねを期待できます。ただし、1年間の非課税投資枠には上限があるため、少額の売買を繰り返す場合であっても、計画的な運用を心がけることが大切です。制度や金融商品の仕組みを理解した上で、ご自身の目的に合った運用方法を考えてみてください。
※本記事は新NISAに関わる基礎知識を解説することを目的としており、新NISAの利用を推奨するものではありません。
The post 新NISAの売買の繰り返しに意味はある?2つの効果と注意点を解説 first appeared on Wealth Road.