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(毎年5%ずつ)
(※保有資産の価格変動や手数料は考慮しない。小数点以下は切り捨て。)
20年目までは定額取り崩しのほうが多くの資産を残せますが、25年目からは保有資産額が逆転しています。定率取り崩しでは、35年目まで運用しても約166万円の資産が残るため、値上がりや非課税効果の恩恵を長く受けられます。
ただし、相場や資産の状況によっては、定額取り崩しが望ましいケースもあります。たとえば、長期運用中に値下がりした場合や家計が苦しくなった場合などは、定額取り崩しも視野に入れて柔軟に計画を考えましょう。
安定したリターンを重視する場合は、分配金や配当金がある銘柄のみを持ち続ける方法も考えられます。一口・一株あたりの金額が小さくても、長期的には大きなリターンになるかもしれません。
ただし、分配金や配当金がある銘柄は限られるため、購入の前には情報収集が必要です。過去の実績や利回りなどを確認した上で、目標のリターンを達成できるような銘柄を選ぶとよいでしょう。
なお、投資信託の分配金には、ファンドの運用益から支払われる「普通分配金」と、元本から支払われる「特別分配金(元本払戻金)」があります。このうち、特別分配金は元本の払い戻しにあたるため、投資家のリターンにはなりません。
新NISAの出口戦略を考えておくと、銘柄の選び方や投資方法が変わります。資産を増やすだけではなく、ご自身や家族の将来を意識するようになるため、急な支出にも対応しやすくなるでしょう。目的に合った資産運用ができるように、出口戦略を意識して運用計画を立ててみてください。
※本記事は新NISAに関わる基礎知識を解説することを目的としており、新NISAの利用を推奨するものではありません。
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