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「新しい携帯電話やパソコンが欲しい」
「新しい車が欲しい」
「素敵なレストランに行ってみたい」
「もっと広い家に住みたい」
そういう願望のほんのいくつかにお金を使うだけでも、気づかないうちに、相当の予算オーバーになってしまうでしょう。
また、最低限必要だと考える衣食住にも、お金をかけすぎてしまうこともあります。それは、自分の最低線が高すぎるためです。よくいわれる一般的な目安は、家賃や住宅ローンは「給料総額の3分の1程度」にすることです。
しかし、私たちはその予算を大幅に超過しても、あんまり気にすることなく、できるだけいいところに住みたいと考える傾向があります。
家賃や〝自分が考える生活必需品〞に、予算以上の出費をしている人はたくさんいます。家賃、外食、旅行に多くのお金を払っていると、どんなに働いても月末にはお金が残らないということになります。
では、どうするのか。できるだけお金がかからないように出費をおさえるか、もしくは、その出費をまかなえるだけの収入を稼ぐかしかありません。
いまのままで、収入を増やすのは難しいでしょう。
会社員であれば、昇給の時期は決まっているし、経済が右肩上がりの時代なら、それも期待できたかもしれませんが、下手をすれば、昇給どころが、年々、年収が下がっている、という人も少なくないでしょう。
それでも、会社があるうちはいいですが、ある日突然、倒産するということもないとは言えません。帝国データバンクの発表によれば、2022年度に日本国内で倒産した企業は6799件。まさに大失業時代は静かに迫ってきているといえます。
収入を、一つの会社、一つの仕事だけに頼っていると、それがダメになれば、プチ贅沢どころか、最低の生活さえできなくなります。
いまは副業を認めている企業も少なくありません。収入や資産を増やすことで、「一つだけの収入」のリスクに備えていくことも、お金との大切なつき合い方です。
<著者プロフィール>
本田 健
作家。神戸生まれ。
経営コンサルタント、投資家を経て、現在は「お金と幸せ」をテーマにした講演会やセミナーを全国で開催。インターネットラジオ「本田健の人生相談」は5000万ダウンロードを記録。
著書は
『20代にとって大切な17のこと』『30代にとって大切な17のこと』(きずな出版)
『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)
『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)、『きっと、よくなる! 』(サンマーク出版)
『大好きなことをやって生きよう! 』(フォレスト出版)
など200冊以上、累計発行部数は800万部を突破している。
2019年6月にはアメリカの出版社Simon &Schuster 社から、初の英語での書き下ろしの著作『happy money』をアメリカ・イギリス・オーストラリアで同時出版。
その他ヨーロッパ、アジア、中南米など、世界40カ国以上の国で発売されている。
本田健公式サイト
https://www.aiueoffice.com/
The post 一つの収入源に頼るリスクと複数の収入源を持つことの重要性とは? first appeared on Wealth Road.