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・昇進などで収入が増えた
・世帯収入が増えて配偶者控除が適用されなくなった
・共働きをやめて所得制限が変わった
両親のうち一方が働いており、高校生と中学生の子どもが1人ずついる世帯では、年収約910万円が所得制限の目安です。 実際の年収の目安は家族構成や適用される控除などで変わるため、所得制限の仕組みから理解することが大切です。
高等学校等就学支援金制度は、高校生がいる世帯の生活をサポートする制度です。世帯によっては授業料が実質無償化なりますが、「仕組みが難しい」「いくら安くなるのか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。
そのような方に向けて、制度の所得制限に引っかからない世帯年収はいくらなのか、2022年時点でのシミュレーションを行なったので、ご自身が利用できるのかを確認しましょう。
高等学校等就学支援金制度では、高校生の授業料を就学支援金によってサポートしてくれます。教育の機会均等を目的にしており、全国の高校生のうち約8割がこの制度を利用しています。
家庭の負担削減に役立つ制度ですが、高等学校等就学支援金制度では対象となる学校や要件が細かく定められています。また、申請した月から就学支援金が支給されるため、学校から案内を受け取ったら早めの手続きを心がけましょう。
高等学校等就学支援金制度の対象は、以下の学校に通う高校生です。2020年4月からは制度が改正され、私立高校に通う生徒も対象になりました。
現在、日本の大学進学率は約55%です。高等学校を卒業した後、半数以上が大学などに進んで勉強を続けています。大学受験は、実際に受験する子どもはもちろん、親にとっても大きなライフイベントです。どのくらいの資金を準備しておくべきか、しっかり把握しておきましょう。
志望大学に合格するためには、受験料や入学金以外にもさまざまな場面でお金が必要です。一般的な大学受験のスケジュールを追いながら、支出額をチェックしていきましょう。
1年あたりの教育費平均額
授業料 | 設備費等 | 学校外教育費 (補助学習費) | 就学支援金 | 負担額合計 | |
公立高校 | 11万8,800円 | - | 14万7,875円 | 11万8,800円 | 14万7,875円 |
私立高校 | 43万3,991円 | 15万1,715円 | 19万3,935円 | 11万8,800円 ~39万6,000円 | 50万2,441円 〜77万9,641円 |
志望大学に合格するためには受験勉強が必要ですが、それにも費用がかかります。
ご自身が高等学校就学支援金制度の対象になっているのか確認できたでしょうか。高校から大学受験までにかかる費用を知っておくことで、教育資金を貯める計画を立てるのに役立ちます。今からお子さんのためにも、余裕をもって教育資金を準備しておくことが大切です。
※税務の詳細はお近くの税理士や公認会計士にご相談ください。
The post 高校無償化は年収いくらまで?高校から大学受験までにかかる費用を計算 first appeared on Wealth Road.