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・S&P500の予想PERが20倍を下回ったとき
・VIX指数が30を超えたとき
・Fear and Greedが25以下のExtreme Fearになったとき
当然、これが正解というわけではなく、あくまでもひとつの見方です。しかし、指標を参考に定量と定性評価を組み合わせ、暴落時に機会を逃さず投資をすることで、長期的には大きなリターンを得ることが期待できますね。
(※)買い向かう:売り注文に対して積極的に買い注文を入れることを指す
タイミングを見計らう投資は、それはそれで忍耐を必要とします。折衷案として、積立投資をしながら安値で買い増しするスタイルも有効ですね。リスク資産を一定のペースで積み立てることで、無理なく機械的に投資を継続することが可能です。
また、この戦略であれば、ある程度のリスク資産のポジションを維持しつつ、ある程度のキャッシュポジションを確保することになります。安値のタイミングを掴めずに投資機会を逃す、というリスクを減らすことができます。
特にS&P500やナスダック100などのETFは、コスト面と流動性の高さからも、暴落時のタイミングの投資先として最適ですね。うねりが大きいということは、それだけ投資のチャンスがあるということです。
私自身は、暴落時に大きく仕込むことで、資産を増やすことに成功しています。これは、暴落は一時的で長期的には米国株は上がるという信念があるからですね。その信念があるからこそ、暴落時に積極的に買い向かえました。
過去の暴落を振り返ると、どんなに大きな下落でも、米国株市場は必ず回復してきた歴史があります。一時的な損失を恐れず、長期的な視点を持つことが重要ですね。
米国株暴落への心構えとして最も重要なのは、以下の3点です。
・暴落は市場の健全なプロセスとして受け入れ、長期的視点を持つ
・感情に左右されない投資ルールを事前に確立する
・適切なキャッシュポジションを維持し、暴落時には逆に買いのチャンスと捉える
リスクを取らないリスクという考え方もあります。リスク資産を持たないまま、インフレによる現金の価値減少や長期的な資産形成機会の損失となるのは避けたいですね。
そのためには、暴落に動じない心構えを持ち、むしろ暴落を成長の機会として活用することが大事ですね。長期的な資産形成成功への足がかりとして、暴落を迎え入れるぐらいの心持ちでどっしりと構えていきましょう。
※本記事は投資に関わる基礎知識を解説することを目的としており、投資を推奨するものではありません。
The post 暴落する“かもしれない”という心理との賢い付き合い方 first appeared on Wealth Road.