EY Japanでは、女性の昇進意欲の向上と管理職層の意識改革に向けて、さまざまな取り組みを推進してきました。例えば、女性管理職を対象としたリーダーシップスキル開発研修や、パートナー候補者に向けた「スポンサーシッププログラム」の導入を通じて、キャリア支援を強化。「アンコンシャスバイアス研修」や、上司が自身の弱みを率直に語るワークショップなど、多様な価値観やアイデンティティへの理解を深めるための施策を継続的に展開しています。その結果、女性管理職比率は20.4%(2024年6月30日付)まで上昇。シニアマネージャー、マネージャー、管理職手前層の女性社員を対象に、選抜研修を実施し、半年間にわたり、他業種との交流を含む学びの機会を提供しています。 さらに、育成支援の質を高めるため、スポンサー側へのコーチング研修や、面談シートの活用を通じた実効性ある支援体制を整えました。また、男性社員の育児休業および配偶者出産休職においても100%の取得率を達成。男性が参加しやすいように、妊活セミナーをはじめとするワークライフ系のセミナーに男性講師を招請するなどして、性別を問わずライフイベントとキャリアを両立できる職場づくりを進めています。
EY Japanでは、「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」というパーパス(存在意義)のもと、「ジェンダー(性差)」 「マルチカルチャー」 「障がい者」「LGBT+」「ワークライフマネジメント」を重点領域としてDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス)を推進しています。