初日、5月3日は「全日本ポップス&ジャズバンドグランプリ大会 特別演奏会」を大ホールで開催。「F4 reunion JAZZオーケストラ」(東京)、「横濱J&Bオーケストラ」(神奈川)、「山中湖村立山中湖中学校ジャズバンド部 BLUE LAKE BEAT」(山梨)、「静岡サレジオ中学校・高等学校 The musical spiders」(静岡)、「横浜市立金沢中学校吹奏楽部」(神奈川)、「鶴見大学附属中学校・高等学校吹奏楽部」(神奈川)、「森村学園中等部・高等部管弦楽部」(神奈川・写真)の7組が出場し、創意工夫を凝らした演奏で観客を楽しませた。
「演奏会」と並行して、楽屋や小ホールを使用して「楽器別クリニック」も実施。プロのミュージシャンたちに学生たちが演奏を直接教わる貴重な機会となり、演奏するコツを掴んだり、よりスムーズに演奏する“きっかけ”や“気づき”もあったようだ。 表彰式では「参加賞」を出場した7つの団体全てに、「特別賞」を静岡サレジオ中学校・高等学校The Musical Spiders、横浜市立金沢中学校吹奏楽部、山中湖村立山中湖中学校ジャズバンド部 BLUE LAKE BEATに贈られた。 公益財団法人 日本吹奏楽指導者協会 神奈川県部会理事・堀尾伸二氏は「本当に素晴らしい演奏会だったと思います。学校とかいろんなところでコミュニケーションを取ることはとても大切なことです。音楽もひとりでも欠けると演奏できませんので、コミュニケーションを取って輪を作っていくという素晴らしい体験ができたのではないかと思います。来年、再来年と発展させていきたいと思います。皆様のご協力のもと、我々も精進して参りたいと思いますのでよろしくお願いします」と評しメッセージを送った。 そして、司会・解説を務めたオザワ部長氏が総評として「このイベントに初めて参加させていただいたのですが本当に楽しかったです。バンドそれぞれの個性がバリバリに出ていたと思うんですが、奏者一人一人の個性も感じられて、生き生きとした音楽として私の心に伝わってきました。ジャズが中心でしたが、吹奏楽もオーケストラも歌もありました。大人から中学生まで幅広い年齢層の方たちが一つになっていて素晴らしいイベントだと感じました。参加した皆さんが今日の経験を糧にしてこれから大きく成長してくださることを心から期待しています」という言葉を届けた。