当社はキッチハイク社の「保育園留学」を通じ、「キッズ・ファースト企業」として子どもたちの多様な学びの機会を提供するとともに、地方の人口流出や経済の縮小という社会課題に対し、子育て世帯と地域とのつながりを深めてまいります。また、移住・定住のニーズが生じた自治体に対して、移住・定住促進住宅の建設と、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」で展開するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」との連携による滞在先の提案で、地域コミュニティの活性化を推進することを目指し、今回の出資に至りました。
積水ハウスグループでは、2024年2月に「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」を設立しました。イノベーション人財やグローバル人財の育成に加え、社外パートナーとのオープンイノベーションを通じて、社会に新たな価値を創造し、人々の生活をより豊かに、より幸せにすることを目指しています。事業創出においては、”Business Areas for Synergy(新たなシナジーを生み出す事業領域)”のコンセプトに基づきオープンイノベーションを推進することで、協業先とお互いの事業成長や人財価値の向上に寄与しながら、「住まいと暮らし」に関する様々な社会課題解決を目指します。
積水ハウスとマリオット・インターナショナルが全国で展開する地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、2018年11月に旗揚げし、2020年10月から道の駅に隣接し旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を開業、これまでに14道府県29軒のホテルを展開しています。「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済の活性化を目指す地方創生事業です。