モーションテクノロジーカンパニーであるシェフラーは、複列アンギュラコンタクト針状ころ軸受「XZUシリーズ」で世界的に有名な技術賞である「Hermes Award 2025」(ヘルメス・アワード2025)の最終候補にノミネートされました。ドイツメッセAGが主催するハノーバーメッセのオープニングセレモニーにおいて「Hermes Award 2025」が発表され、技術革新のレベル、産業界にとってのメリット、費用対効果などの観点から優れた製品が受賞製品として選出されました。シェフラーが開発した複列アンギュラコンタクト針状ころ軸受「XZUシリーズ」は、特にロボット、産業オートメーションのほか、ヒューマノイドロボット(人型ロボット)など未来を担う分野向けに設計された革新的なころ軸受です。さまざまな応用分野においてロータリージョイントに求められる要件が高まる中、コンパクト設計で高効率かつ軽量の「XZUシリーズ」は、こうした要件を満たしています。
シェフラーAGのベアリング&インダストリアルソリューションズ事業部CEOであるサッシャ・ザップスは次のように述べています。「Hermes Award 2025の最終候補3製品の中にノミネートされたことを喜ばしく思います。複列アンギュラコンタクト針状ころ軸受「XZUシリーズ」は、シェフラーの軸受製品の将来性を象徴するものであり、最高の革新力と費用対効果を組み合わせた製品です。このようにシェフラーは、産業界の数多くの将来分野において進歩をサポートし、お客様の付加価値を持続的に生み出しています。」