株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴)とデータアナリティクスラボ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:近藤 雅彦、以下、DAL)は、本日、企業向けAI開発およびデータ分析サービスにおける業務提携の開始を発表いたしました。両社は、2025年2月からAI開発ソリューションサービス「alt AI Lab(オルツ・エーアイ・ラボ)」の提供を開始いたします。 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502254710-O1-zaxS9YR9】 近年、生成AIの急速な発展によって、企業におけるAIエージェント活用のニーズが高まっています。しかし、AIエージェントの導入には様々な課題が存在しています。特に、質の高いデータ分析基盤の構築とAIエージェントの適切な学習環境の整備が不可欠であり、データサイエンスとAI開発の両面での専門性が求められています。 そのため、複合的な専門性が求められるAIエージェントの導入と運用に対応できる人材を社内で確保することは、多くの企業にとって困難な状況にあります。実際に、「生成AIを導入・検証している日本企業の割合は、従業員数1000人以上の大企業でも3割にとどまっている」という調査結果も発表されています。(出典:情報通信総合研究所 2024年11月14日発表「生成AIの企業における導入状況や活用に関するアンケート調査」)
加えて、AIエージェントの継続的な改善と運用管理に関するノウハウの不足も、効果的な導入・活用の障壁となっています。このような状況を受け、本提携では、当社のAI開発(特に生成AI導入及びAIエージェント開発支援)とDALのデータサイエンス領域での実績を組み合わせたAI開発ソリューションサービス「alt AI Lab」を提供いたします。企業におけるAI導入・活用の障壁を引き下げ、日本全体のAI導入率・活用率の向上を目指します。
■今後の展望 「alt AI Lab(オルツ・エーアイ・ラボ)」は、今後3年間で100社への導入を目指すとともに、AIエージェント技術の進化に合わせた新しいソリューションの開発を積極的に推進してまいります。また、業界特化型AIエージェントの開発と展開を進め、マルチエージェントシステムによる企業間連携ソリューションの実現を目指します。