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連携に先立って当社と明治ホールディングス株式会社は、2025年2月25日に、稲沢市、サントリーグループと、「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました。
本取り組みについて
稲沢市へ集められた使用済みペットボトルを、当社とサントリーグループのペットボトル容器として再生・使用することで、産官民の三位一体となったスキームにて「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。
当社と明治ホールディングスは2025年1月に、蕨市、戸田市、蕨戸田衛生センター組合、サントリーグループと「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しており、その協定に次ぐ締結となります。今後も本取り組みを推進し、石油由来原料プラスチックの新規使用量の削減により貢献していきます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502254694-O2-0E0b7h0s】
本取り組み実施の背景
日本におけるペットボトルのリサイクル率は、85.0%と高い水準にありますが、ペットボトルからペットボトルへ水平リサイクルされているのは、33.7%に留まっています※2。ペットボトルがペットボトル以外にリサイクルされると、使用された後、焼却されてしまったり、リサイクルされても多くの場合、数回でリサイクルの輪がとぎれてしまったりします。
ペットボトルの水平リサイクルの割合を増やしていくことは、新たな石油由来原料の使用量を減らし、循環型社会の実現に貢献できる活動と考え、本取り組みの実施に至りました。
協定締結の背景
当社では、循環型社会の実現に向け、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の下、プラスチック資源循環に対する取り組みを強化※3しています。ペットボトルに使用する樹脂については、リサイクル素材の使用比率を2025年までに70%以上、2030年までに100%とすることを目指しています。
サントリーグループでは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」を目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標としています。
稲沢市は、2021年9月2日に2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目標とする「稲沢市ゼロカーボンシティ宣言」の表明をし、実現に向けた取り組みを推進しています。
今回、「産官民が三位一体となって、リサイクル適性が高いペットボトルの水平リサイクルの割合を増やし、循環型社会の実現に貢献する」という思いが一致し、協定の締結に至りました。
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協定締結式の様子 右から、株式会社 明治 愛知工場 工場長:野呂 和弘、
明治ホールディングス株式会社 常務執行役員CSO:松岡 伸次、 稲沢市長:加藤 錠司郎、
サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部 副本部長:関 学
これらの取り組みを通じて当社は、これからもプラスチック資源循環の強化に取り組み、循環型社会の実現に貢献してまいります。
※ 1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
※2 「PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告書 2024年度版」より
※3 プラスチック削減における新たな目標を策定
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2024/0328_02/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502254694-O6-ghc71CBf】
MOOOOOOORE SUSTAINABILITYは人・社会・地球の健康の実現に向けた明治グループのサステナビリティ活動精神を表しています。
サステナビリティページはこちら↓
https://www.meiji.com/sustainability/