(2)ワークショップ「食から日本を考える。」 日本の「食」と「農」が抱える課題や目指す未来について、3つのプログラムでワークショップを展開します。 ① 米の消費拡大について 米の消費量が減り、日本の食料自給率は38%となっています。米の生産現場の現状を踏まえ、日本における食料安全保障の観点からも、米の消費拡大に向けて私たちに何ができるのかについて語り合い、発表します。 ② 関係人口の創出について 日本全体が人口減少社会を迎える中、農村に関わる人を確保するためには、地域と多様に関わる関係人口(企業を含む)を農村に呼び込み、農村の活性化を図ることが重要となっています。これらを踏まえ、農村の関係人口(企業を含む)を増やすための手段や、持つべき視点、さらには今この時点からできることについて話し合います。 ③ 持続的な農業について 日本の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少及び地域コミュニティの衰退などの政策課題に直面しています。課題解決に必要な、持続可能な農業とはなにか、またそのために、消費者の意識や行動をどう変える必要があるのかなどについて、ともに考え、意見をまとめていきます。