• HIV Research for Prevention Conference(HIVR4P)で、HIV予防に対する年2回投与のレナカパビルに関する第III相二次試験である、PURPOSE-2試験の結果をデータとともに発表しました。レナカパビル群では、2,179名の被験者のうち、2件のインシデント症例を除く、99.9%の被験者がHIVに感染しませんでした。レナカパビルはシスジェンダー男性および多様な性別の人々において、バックグラウンドHIV発生率(bHIV)と比較してHIV感染を96%削減し、さらに、1日1回投与のツルバダ(FTC 200 mgおよびテノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)300 mg、相対リスク低下率89%)に対する優越性を示しました。レナカパビルの忍容性は概して良好で、新たな安全性に対する懸念は認められませんでした。ギリアドは、本年中に米国食品医薬品局(FDA)に承認申請を行う予定です。その後、グローバルでの承認申請を予定しています。レナカパビルのHIV予防としての使用は研究段階にあります。