昨今の建築資材の高騰であるウッドショックやアイアンショックの要因は、アメリカや中国の住宅需要の拡大ですがコロナ禍、ウクライナ侵攻、円安も重なったことで類を見ない物価高となっています。ウッドショックはピークアウトを迎えたものの、アイアンショックにおいては、鋼板の原材料が鉄鉱石であり、日本は鉱物資源の多くを輸入に頼っており、鉄鉱石についてはほぼ100%が輸入に依存しているため、円高基調へと変化しない限りコロナ前の価格に戻ることは非常に厳しい状況だと言えます。これらの状況から住宅、非住宅の価格は30~40%上昇しています。 当社のスチールアーチ商品は、オリジナル機械にて成型、製造しているMade in Japanであり、建築資材の高騰を受けにくい商品となっており最大の強みでもあります。当社はR角度を自由に設定できるメリットを生かし、最近ではスチールアーチのアーチ材を屋根として使用するという新たなニーズも多くあります。465㎜幅の一枚物のジョイントレスのため雨漏り等の不具合の発生はありません。施工も非常に容易であり工期の短縮にもつながり、建築業界における慢性的な人材不足にも貢献できます。 スチールアーチのアール材と木造の建物を融合させたハイブリット建築物が好評です。意匠性や居住空間に優れ宿泊施設や店舗として活用されるケースが多く、価格面、短納期、安全面に共感され、全国へ出荷を行っています。