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シュナイダーエレクトリック
・最大55kwまでモーター容量の対応レンジを拡張
・IEC/EN60721-3-3ed.2002に準拠した高い耐環境性
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、日本市場における同社モーター制御製品のソフトスターター「Altivar™Soft Starter」(アルティバ ソフトスターター)のATS01シリーズの対象レンジを拡張するラインとして、ATS130シリーズを発売しました。本日8月21日より提供を開始します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408215147-O1-SRdlnk77】
ソフトスターターは、モーターのショックレスな始動・停止をサポートするためのデバイスです。コンベアーやポンプ、ファンなどに代表されるモーター制御における始動・停止時の負荷低減に対して、日本市場では速度制御が不要な場合でもインバーターが用いられている場合が多く、ソフトスターターという機器そのものがあまり使われてこなかった歴史がありました。こうした背景を受けて、シュナイダーエレクトリックは、モーター制御が必要な装置への選択肢として、日本においても2024年3月よりソフトスターター製品「Altivar™Soft Starter」の提供を開始し、従来市場になかった領域のプロダクトとしてモーター制御を必要とする多くの現場で導入実績を獲得しました。発売済み製品の日本市場でのニーズの高まりを受けて、より幅広い用途に対応する目的から、更に高容量のモーター制御に対応するATS130シリーズを追加発売します。
ATS130シリーズは、コンベアーやファン、ポンプなどのシンプルマシンに適したソフトスターターとして発売したATS01シリーズに拡張ラインとして追加発売するものです。ATS01シリーズはモーター容量0.37-15kwまでを対象としていましたが、今回追加するATS130シリーズはモーター容量 11-55kwとなり、この追加により最大55kwまで対応レンジを拡げました。ATS01シリーズと同じく必要十分な機能に特化しており、並列取り付けも可能なコンパクト設計、ソフトウェア不要でポテンションメーターで行える簡単設定が特長です。インバーターで必要だった高調波対策やラジオノイズ対策も不要となるため、コスト削減にも貢献します。また、IEC/EN60721-3-3ed.2002に準拠するレベルの高い耐環境性を持ち合わせています。
Altivar Soft Starter ATS130シリーズの主な特長
• 定格電圧200-480V、 定格電流38-105A、モーター容量 11-55kw
• 並列取り付け可能なコンパクト設計
• ソフト不要の簡単設定:本体前面のポテンションメーターで設定作業が可能
• 高い耐環境性能:IEC/EN60721-3-3ed.2002に準拠
• 高調波対策やノイズ対策不要:リアクトルやノイズフィルターなどのオプション要らず
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックのパーパスは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、進歩と持続可能性を同時に実現することによってインパクトをもたらすことです。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。私たちのミッションは、持続可能性と効率性のための信頼のおけるパートナーとなることです。
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