~岩手県・奈良県・熊本県で活動開始~

2023年12月25日
株式会社farmo(ファーモ)

報道関係者各位

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202312234740-O1-39W4eAyc
2023年12月25日
株式会社farmo(ファーモ)

IoTで農業課題に取り組む株式会社farmo(本社:栃木県宇都宮市上欠町866-1、代表取締役:永井洋志/以下当社)は、「あらゆる場所で人とモノとデータが繋がり、新しい農業スタイルの誕生と地方の発展が加速する」ビジョンのもと、全国の地域課題を解決するために、東北エリア、東海・近畿エリアと九州エリアにも営業所を開設いたしました。これにより、地元に根差した地域課題の解決提案を目指し、新しい農業スタイルを提案することで地域をさらに盛り上げられるよう、地元地域と密着して取り組んで参ります。
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<東海・近畿営業所>

背景
これまでは、栃木県から全国へ課題を抱えている地域を訪問して、課題を解決させるための提案と製品を提供してきました。地方は少子高齢化や人口減少の問題、後継者不足の問題、地球温暖化の影響による作物への被害、獣害問題など様々な課題を抱えており、地方では早急に対策を打たなければならない状況と直面しています。また農業は、土地に根付いている産業なので、地元や現場で課題解決に取り組む必要があります。
そのような中、当社での営業活動は、栃木県から全国へ出張に行く形で進めておりましたが、製品が全国で普及されるにつれ対応が難しくなっていることを感じていました。これでは地元に根差した活動が難しくなると考え、各エリアへの展開を決定し、全国でサポートできるようにするための第一弾として、岩手県と奈良県、熊本県の3拠点に営業所を開設致しました。今後は、北海道エリアと中国・四国エリアにも営業所の展開を予定しております。

本件に関するコメント
◆代表取締役:永井洋志より
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202312234740-O4-SNC3XMGn
お かげさまで、全国から引き合いがあり、自治体や農家の方から地域の課題についてご相談いただいております。その度に当社への期待を感じ、期待に応えられるような会社にしていきたいと考えています。今回の各エリアへの展開は、栃木県から全国の農業に関わる人と対話をしながら、一緒に未来の農業を作っていけるように、各営業所が相談窓口となれるよう全国へ拠点を展開することを決断致しました。
なお、拠点の展開においては、現地でメンバーを採用しながら、一つ一つの地域の発展に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。そして、地域の新しい農業を創り上げていけることを楽しみにしております。現地で、熱いメンバーを揃えていきますのでよろしくお願いいたします。
最終的には、全都道府県に営業所を設置して、相談に対応できる体制を整えていけるよう取り組んで参りたいと思います。

◆東海・近畿営業所の営業担当者より
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私は、2023年8月より当社に入社を致しました。入社後は営業所の立上げから仕事をスタートさせております。そこで、当社サービスは栽培する地域の環境や作物・品種、栽培方法等によって幅広い活用ができる可能性があると感じています。これまでは現場の農家様や自治体、農協、土地改良区等の関係者様の「生の声」をお聞きするために、栃木県から全国を訪問していたため、訪問するまでにお時間をいただく場合がありました。今回、全国展開の先駆けとして、東海・近畿営業所2023年11月1日にオープンし、製品をお取扱いただいている販売店各社様にも、さらなるサービス向上に邁進して参ります。また当社では、現場からのご要望を元に新製品・サービスの開発を行っておりますので、お客様に貢献できる新たな価値を生み出し、提案できると確信し期待を膨らませております。

岩手県花巻市で取り組んでいる事例
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202312234740-O6-LqR97xJ7
<花巻市内での通信機の設置状況>

◆通信機と気象センサーの導入状況
【通信機】19台
【水田ファーモ(水位センサー)】15台
【水田ファーモ(給水バルブ)】30台(Bタイプも含む)
【アクアモニター】1台
【気象センサー】8台

◇岩手県花巻市農林部農政課地域農業推進室 藤沼様より

導入するに至った経緯
花巻市では、平成28年にRTK-GPS基地局を設置したことを皮切りとして、スマート農業に積極的に取り組んできました。
そんな中出会ったのが「ちょうどいい」スマート農業を提供するファーモさんです。ファーモさんの製品はじわじわと市内の農業者の間で評判になり、通信機の設置をご要望でいただくようになりました。
また、花巻市農業振興対策本部を市と共に構成する、JAや土地改良区、県からもご要望いただいたことが後押しになりました。
各農業機械メーカーでもファーモさんの製品は取り扱っているため、その点も安心でした。

通信エリアや各種センサーを設置することで得られた結果や期待する効果
市内のほぼ全域を通信エリアとして整備しましたので、市内の農業者に各種ファーモ社製の製品をスムーズに案内できるようになりました。また、先ほど申し上げた各種機関が通信環境を活かし、それぞれで各種センサーを活かした実証を行っており、市内でスマート農業の良い循環が生まれました。農業機関は、ぞれぞれの目的で業務を行っており、常に同じ目的へ向かって連携することは困難です。そんな中で、「ファーモ」という同じ規格で同じ通信環境を用いてスマート農業に取り組んでいることは市全体の方向性を統一する大きな結果だと思っています。
これからは、それぞれの農業機関で得た実証結果を持ち寄り、関係機関で共有することで更なる取り組みにつなげていけたら良いなと思っています。

◆花巻市で、豊沢川土地改良区で活用されているアクアモニターの導入事例
https://farmo.info/satosama/

《参考1》各製品概要
・通信機及び通信エリア(ファーモアンテナ)について
https://farmo.info/service_network/

・気象センサーについて
https://farmo.info/product_weather/

・水位センサー(水田ファーモ)について
https://farmo.info/product_paddy/sensor/

・アクアモニターについて
https://farmo.info/product_water/

《参考2》会社概要
2005 年に、ウェブサービスを開発する会社として栃木県宇都宮市に株式会社ぶらんこを設立。2015 年宇都宮市役所から夏イチゴを栽培する農家を紹介され、ハウス内の気温などを スマホで見られる IoT 製品とアプリを提供。これがきっかけとなり、ハウスファーモが誕⽣した。「ハウスに⾏かなくてもハウスの様⼦が分かる」と農家さんに好評を得る。別の相談も寄せられ、「水田の水管理をラクにするアイディアはないか」と相談を受け、水管理の自動化をするシス テムを提供。そして、農家とコミュニケーションを取る中で日本の農業課題の大きさを再認識し、農業専門のIT企業として2016 年業態を変更した。その後、ファーモがヒット商品となり、2021年3月に製品ブランド名を採用し、株式会社farmoに社名を変更。現在は、農業の課題解決から始まり環境や地域課題の解決まで取り組んでいる。

■代表者 : 代表取締役 永井 洋志
■本店所在地: 栃木県宇都宮市上欠町 866-1
■設立 : 2005 年 11 月 1 日
■資本⾦ :1億円(資本準備⾦:2億4160万円)
■経営理念 : 知恵と技術と⼼で人を幸せにする企業 地域や人々のため、常識にとらわれず考え抜く知恵と、能力を高め価値を創造する技術 と、困っている人たちを救おうとする強い心で人を幸せにする企業を⽬指します。
■主な事業内容: 農業用 IoT 製品・サービスの開発・販売

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 farmo 広報担当 ⼩平 真李
TEL:028-649-1740 FAX:028-649-1741 PHONE:070-4406-2777
MAIL:kodaira@farmo.co.jp

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 スマート農業 (株)ファーモ 地域に根差し農業課題を解決するため、 全国3拠点に営業所を開設致しました。