また、同キャンペーンにおけるクリエイティブ戦略立案とメディア・プランニングは、dentsu Sub Saharan Africa(dentsu サブサハラアフリカ)が主導しました。世界中のdentsuの力を結集させ、ケニア、ブラジル、モザンビーク、ナイジェリア、ルワンダ、南アフリカ、コンゴ民主共和国およびザンビアなどのマラリア蔓延地域や、アラブ首長国連邦、日本、フランス等のドナー地域でメディア・プランニングを推進し、これまでに約50万ドル相当のメディア広告枠を無償で確保・提供しました。
当社は、マラリア撲滅への取り組みの一環として、マラリア・ノーモアUKと連携し、継続的に「Malaria No More」キャンペーンに取り組んでいます。今回の新たなキャンペーンへの支援を通じて、当社グループならではのマーケティング知見やクリエイティビティーを生かしながら、引き続きマラリア撲滅へ向けた取り組みの推進に尽力してまいります。
【dentsu Sub Saharan Africa チーフ・エグゼクティブ・オフィサー Dawn Rowlands(ドーン・ローランズ)のコメント】 マラリアによる死亡の90%以上がサブサハラアフリカで発生しており、その影響は子どもたちに集中しています。取り組みには良い進展が見られる一方で、もっと多くのアクションが必要です。dentsuが、サブサハラアフリカ全域を通じて、気候変動とマラリアとの関連性を明確化し、最も影響を受けている子どもたちの経験と声を広めることで、マラリア撲滅のストーリーを変える本キャンペーンを支援することを誇りに思います。サブサハラアフリカおよびドナー地域から組成されたメディア・チームは、生活者や政策立案者からの支援を結集するためのメディアを確保する上で、多くの成果をあげました。
【dentsu Japan チーフ・サステナビリティ・オフィサー 北風 祐子のコメント】 マラリアは毎分1人の子どもたちの命を奪っており、これを撲滅するために、dentsuは、マラリア・ノーモアとの長年にわたるパートナーシップを継続しています。しかし、気候変動の脅威がマラリアの管理をより難しくしているため、この目標の達成は難しくなっています。dentsuは、今回のキャンペーンを通して、子どもたちの多くの声を発信し、子どもたちの未来がマラリアから解放されるよう支援していきます。
※2:今回の「ゼロ・マラリア」キャンペーンには、世界保健機関(WHO)、アフリカ指導者・マラリア・アライアンス(ALMA)、アジア太平洋リーダーズ・マラリア・アライアンス事務局(APLMA)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、世界疾病撲滅研究所(GLIDE)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金、Goodbye Malaria、Impact Santé Afrique、マラリア・ノーモア(US/UK)、Reaching the Last Mile、国連財団、United to Beat Malariaキャンペーン等のパートナーが賛同しています。URL:https://change.zeromalaria.org/
※3:2022年の「Malaria and Neglected Tropical Diseases」に関するキガリ・サミットにおいて、dentsuは2030年までにマラリアを撲滅するためのコミットメントを新たにし、変革的なコミュニケーション・ツールを用いて世界の若者と一般市民を動員するために500万ドルを拠出することを約束しました。現在までに、dentsuはマラリア撲滅を呼びかけるキャンペーンにおいて10億人以上へリーチし、撲滅への取り組みに対して500万ドル以上を寄付しています。