2023年4月25日
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報道関係者各位
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2023年04月25日
(株)farmo(ファーモ)
IoTで農業課題に取り組むファーモ アグリビジネス投資育成より第三者割当増資にて資金調達を実施

 農業向けIoT製品の開発・販売を行う株式会社farmo(所在地:栃木県宇都宮市、代表取締役:永井洋志、以下「当社」)は、このたび、アグリビジネス投資育成株式会社(取締役代表執行役:松本恭幸、以下「アグリビジネス社」)を引受先とする第三者割当増資を実施しましたのでお知らせ致します。
 当社は、本増資により調達した資金によって、スマート農業普及に向けたIoT製品の新規開発やクラウドサービスの開発、地域・農村でIoT製品の利用を可能とするLPWA通信網の整備を加速させて参ります。また、アグリビジネス社の有する豊富なネットワークを活かし、農業生産法人、農林中央金庫をはじめとするJAグループとの連携をさらに密にして参ります。これにより、当社のコンセプトである「お客様にとって本当に役立つ、ちょうどいい製品」の提供を通じて、「農家を支援し、地域に貢献する」を実現して参ります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304245196-O3-zUg9h20m
「(左)㈱farmo代表取締役 永井 (右)アグリビジネス投資育成㈱代表執行役 松本様」

今回の増資に至る経緯
当社では2016年に農業専門のIT企業としてIoTの技術を活用し、水稲や施設園芸など、農業の様々な課題を解決する製品やサービスの開発、販売を行ってまいりました。
最初は2名からの手探りのスタートでしたがハウス内の環境モニタリングや水田の遠隔水管理システムなど、農家の課題を受けて開発した商品が次々とヒットし、市場のニーズに応えるべく、量産体制やサポート体制の構築、営業、開発体制の構築などお客様の需要に応えられる事業体制づくりに投資しつつ、全国の農地でIoTが利用できる通信インフラが必要だとの思いから独自のLPWAの基地局を全国に整備し、農業の課題にIoTで応え続けられる通信インフラの構築にも投資し続けてきました。
これにより、全国の農家が手軽にIoT製品を活用できる環境が整いつつあり、1万枚以上の水田で利用される水位センサーや、果樹や露地栽培においても新しいIoT製品の開発が進んでおります。

これらの事業を継続して成長・発展させていくために、通信インフラの整備にかかる資金、事業体制の構築にかかる資金、さらに次の製品開発に投資する資金が必要とし、この度、当社の事業に理解を得られ、今後の事業成長において高いシナジーを有するアグリビジネス投資育成様に出資のご依頼をさせていただき、決定に至りました。
なお、今回のアグリビジネス投資育成様をはじめとし、今後も事業シナジーを中心に他社からの追加での第三者割当増資を計画しております。

今後の展開について
IoT製品の開発からLPWA通信インフラの整備まで事業活動を広げてまいりましたが、私たちが解決していける農業の課題はまだまだ沢山あり、データを活用したクラウドサービスの提供、水田からのメタンガス排出抑止など、技術とネットワークを活かし、今後の農業の発展につながるソリューションを提供してまいります。

本件に関するコメント
<アグリビジネス投資育成株式会社 取締役代表執行役松本恭幸様より>
この度はfarmo様のパートナーとなれたこと、心から嬉しく思います。
farmo様は、農業生産者をはじめとするユーザーに寄り添った製品開発やサービス提供に取り組んでおり、スマート農業の普及ひいては第一次産業と地域の課題解決に寄与する大変意義深い事業と評価し、この度出資を決定いたしました。
弊社の投資領域は、生産から加工、輸出を含む販売まで、食のバリューチェーン全体をカバーしていますので、そのネットワークを活かしてfarmo様の成長に向けて協働していく所存です。第一次産業の発展に向けて、共に歩んでまいりましょう。

<当社 代表取締役:永井洋志より>
今回のアグリビジネス投資育成様からの出資は、弊社にとってスマート農業事業を加速していく上で事業の転換期ともなる非常に大きな一歩となります。
これまでシードからアーリーステージへと事業形成をがむしゃらに進めてまいりましたが、
今回の増資を機に、これまで計画してきた事業を一つ一つ形にし、収益化も含めた企業としての体制づくりに注力していくことができるようになります。
アグリビジネス投資育成様の投資目的と弊社の事業目的も一致しており、当社においては農家のためのIT企業としてより一層事業を通じた価値の提供を拡大していくとともに、アグリビジネス投資育成様のネットワークや情報提供などの支援を活用させていただきながら、共に未来の明るい農業の発展・推進に取り組んでいけることを嬉しく思っております。

《参考1》当社通信インフラについて
ファーモアンテナ:https://farmo.info/service_network/
通信インフラ整備MAP:https://farmo.tech/gw_map/
《参考2》当社について
コーポレートサイト:https://farmo.co.jp/
《参考3》会社概要
2005年に、ウェブサービスを開発する会社として栃⽊県宇都宮市に株式会社ぶらんこを設⽴。2015年宇都宮市役所から夏イチゴを栽培する農家を紹介され、ハウス内の気温などをスマホで⾒られるIoT 製品とアプリを提供。これがきっかけとなり、ハウスファーモが誕⽣した。「ハウスに⾏かなくてもハウスの様⼦が分かる」と農家さんに好評を得る。その後、「⽔⽥の⽔管理をラクにするアイディアはないか」と相談を受け、⽔管理の⾃動化をするシステムを提供。そして、農家とコミュニケーションを取る中で⽇本の農業課題の⼤きさを再認識し、農業専門のIT企業として2016年業態を変更した。その後ファーモがヒット商品となり、2021 年 3 ⽉に製品ブランド名を採用し、株式会社farmoに社名を変更。現在は、農業の課題解決から始まり環境や地域課題の解決まで取り組んでいる。

■代表者 : 代表取締役 永井 洋志
■本店所在地: 栃⽊県宇都宮市上⽋町 866-1
■設⽴ : 2005 年 11 ⽉ 1 ⽇
■資本⾦ :1億円(資本準備⾦:2億4160万円)
■経営理念 : 知恵と技術と⼼で⼈を幸せにする企業
地域や⼈々のため、常識にとらわれず考え抜く知恵と、能⼒を⾼め価値を創造する技術と、困っている⼈たちを救おうとする強い⼼で⼈を幸せにする企業を⽬指します。
■主な事業内容: 農業⽤ IoT 製品・サービスの開発・販売

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 farmo
広報担当 ⼩平 真李
TEL:028-649-1740  FAX:028-649-1741
PHONE:070-4406-2777
MAIL:kodaira@farmo.co.jp

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 IoT で農業課題に取り組むファーモ アグリビジネス投資育成より第三者割当増資にて資金調達を実施