産総研の技術コンサルティングを活用した産官連携企画

野原ホールディングス株式会社
Press release | 2023年1月11日

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O1-Quu1Z9p9
壁紙ブランド「WhO(フー)」

約3億年前から現代まで。地球の記録が紡ぐ複雑でダイナミックな表現 岩石の顕微鏡写真を壁紙としてリリース
産総研の技術コンサルティングを活用した産官連携企画

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O19-MkP4Lg50

 インテリア内装材·壁紙ブランド「WhO(フー)」(野原ホールディングス株式会社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)の技術コンサルティングを活用し、地質標本館協力のもと岩石の顕微鏡写真から新柄をリリース。2023年1月17日(火)に販売を開始いたします。
 建築でも馴染み深い岩を、肉眼では捉えることのできない表情として壁紙のサイズまで大胆にスケールアップ。自然が作りだす魅力をミクロの視点で切り出し、新しい角度から表現しています。
https://whohw.jp/series/collaboration/aist/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O25-QM78pJi7

 今回リリースする岩石ができた時代はさまざまです。古くは約3億年前に遡り、恐竜の生きていた時代を経て、現代は海底噴火によってできた新たな島の岩石まで。それを高度な技術で厚さ0.03mmまで研磨した薄片を顕微鏡で覗くことで、自然物でありながら個性的で独特な意匠を捉えることができます。

【動画:https://videos.kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107495/202301051837/_prw_PM1fl_gL36TT10.mp4

 

デザイン制作の背景

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O10-Y4w9OF7c

 通常地質研究の範囲に限られていた世界を、インテリアとして表現できるサイズまで拡大することで、岩石の新たな魅力の発見に繋がることを願っています。また、岩石薄片が創り出す自然のデザインから、地球の歴史に思いを馳せたり、顕微鏡写真の美しさを感じ取っていただきたいという思いで商品化しました。

 
COLLABORATIONS – 産総研 NEW LINEUP
NAME  GeoMicro
No.    CBGM001 - 013
COLOR  各 1 COLOR
PRICE  ¥4,500 / m ※税別、送料別

<PICK UP>

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O26-aY2xoJlj

 13種類のデザインは岩石の分類上、様々な種類を取り上げています。中でも”玄武岩 - 西之島火山”は、東京の小笠原諸島に位置する海底火山の噴火によってできた比較的新しい島の試料で、限られたメンバーが採取できる貴重なものになります。ほか、”ナノ化石-ココリス”はインド洋の海底に堆積した泥状のものですが、ナノ化石という非常に微小なプランクトンの化石が宇宙に輝く星のように見えます。

 

1つの岩石薄片から約700倍のスケールに。顕微鏡で覗く微細な世界を壁紙のデザインにするまで

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O22-emfqW02X

 産総研の技術コンサルティングを活用し、地質標本館所有の岩石薄片1点につき24枚に分割して顕微鏡写真を撮影。デザイン制作の素材として合計500枚ほど撮影しました。面積にして、1つの岩石薄片を約700倍にしたスケール感が壁紙に表現されています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O20-qu5q4El1
 石目を構成するモチーフが非常に細かいため、大壁面でも自然な印象に。遠くから見ると一般的な石目のように見えるデザインも、近くで見ると全く異なる質感や表情を見せる点も本ラインナップの特徴となっています。

 
地質標本館に実寸の壁紙を展示しています

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O21-7F59r4A2

 2022年12月20日(火)~2023年5月31日(水)までの期間、地質標本館1階エントランス横の廊下部分にて、ラインナップの一部を実寸サイズで展示しています。今でも火山活動が活発な東京小笠原諸島に位置する西之島や、世界遺産に登録された富士山のデザインもご覧いただけます。

 

地質標本館について

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O18-pKz50pL6

 地質標本館は、地質調査総合センター(GS J:旧 地質調査所)が行ってきた「地質の調査」の研究成果を、社会に発信・普及するための施設として1980年に当時の地質調査所に開館しました。地質を専門とする展示施設としては日本最大の規模と内容を誇ります。
 地質標本館では、地質の調査で得られた140年にわたるGSJの研究成果を、最新の地球科学情報とともに日本の地質、地下資源、海洋の地質、地球環境、火山と地熱、地震と活断層などのテーマごとにまとめて展示しています。

 

産総研について

 日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」「社会実装」機能に注力しています。
 全国11か所の研究拠点で約2300名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、ナショナルイノベーションシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。

 

「WhO(フー)」について

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O17-B2g8IKEv

「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランドです。2015年7月に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する「graf」プロデュースのもと、壁紙ブランド「WhO」を立ち上げました。
 海外ではすでにトレンドとなっている感性豊かで多様な壁紙デザイン。「WhO」は、日本における壁紙の可能性を広げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供しています。2016年にはグッドデザイン賞を受賞。現在では2,500点を超える個性的で表情豊かなラインナップを揃えます。

 今後さらに拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。

 また、WhOの製品ではインクジェットプリントでの制作を手法として取り入れています。近年注目されるSDGsへの取り組みとして、VOCや有害大気汚染物質を含まない、人や環境に優しい次世代インクを使用。完全受注生産方式とカタログの廃止により、過剰在庫、過剰生産を行わないサスティナブルなビジネスモデルを展開しています。
https://whohw.jp/

 

「graf」について

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O23-d35KCrID

大阪を拠点に家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、アートから食、イベントの企画運営に至るまで「暮らしのための構造」をキーワードに、暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。

http://www.graf-d3.com/

 

「野原ホールディングス株式会社」について

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301051837-O9-blRefQo9

 野原ホールディングスを中心とする野原グループは、建設業界を中心に建材や鉄鋼関連、セメントなどの資材販売、道路交通標識などの販売・施工を通して事業を拡大してまいりました。私たちは、2020年8月より掲げる新ミッション「CHANGETHE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のもと、これまでの知見をさらに磨き未来へつなげて、より一層社会に貢献して参ります。
https://nohara-inc.co.jp/

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 約3億年前から現代まで、地球の記録が紡ぐダイナミックな表現。岩石の顕微鏡写真を壁紙として発売