ブランド初のリゾート地で「アドベンチャーツーリズム」対応へ

2022年11月1日
積水ハウス株式会社
マリオット・インターナショナル

 積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原」を11月1日(火)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで、8道府県19か所目、兵庫県では初の開業になります。

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フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原オープニングセレモニー

 
 新型コロナの水際対策で停止していた約2年ぶりの外国人観光客の本格的な受け入れが10月11日から開始された今、急激な円安の追い風もあり、旅行業界ではインバウンド復活に注目と期待が集まっています。
 また、ウィズ・コロナ時代において、観光においても密集を回避した旅行形態の変化が求められる中で、自然・文化といった豊富な地域資源を活用し、アクティビティやコンテンツを体験・体感できる「アドベンチャーツーリズム」を推進することは、国内外の観光客の消費額増加や満足度向上に繋がると期待されています。
 本施設は、「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドとして、日本初のリゾートエリアでの開業となり、スキーのゲレンデに直結したホテルというのも初めてになります。現在、地方リゾート×インバウンドの課題である、高付加価値を求める富裕層の外国人旅行客に対応した宿泊施設が少ない点も、本開業が解決の一助になるとも考えます。地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」は2018年より推進。現在26道府県の自治体と50社のパートナー企業と事業連携しています。
 なお、本ホテルは、「アドベンチャーツーリズム」旅行者の特徴であるアウトドアギア(用具、装備)にもこだわる層が多いことから、初めてスポーツロッカーを設置した「フェアフィールド・バイ・マリオット」となります。オープニングセレモニーでは、積水ハウス株式会社の仲井嘉浩、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソンをはじめ、齋藤元彦兵庫県知事、関貫久仁郎豊岡市長らが登壇し、プロジェクトやホテル開業の経緯や今後の展望などについて語りました。 

登壇者ご挨拶

積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩(なかい よしひろ)

 本プロジェクト19 軒目、兵庫県内では初となる「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原」が無事に開業しますこと、大変喜ばしく存じます。
 「Trip Base 道の駅プロジェクト」のコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。日本を渡り歩きながら地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しんでいただきたい、このような旅をしていただくために3つのポイントを考えました。
 1つ目は、道の駅の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオットグループと組んで、「フェアフィールド・バイ・マリオット」を建設することです。通過点になっていた道の駅に宿泊機能を加えることで、さらに道の駅のポテンシャルが活かされると考えます。また、マリオット様とタッグを組むことで、インバウンド客が訪れ、日本人でさえ気づかなかった地域の魅力を発見してくれることも大いに期待しております。
 2つ目は、地域の方々との連携です。当ホテルは宿泊特化型のため、食事は道の駅など地域の飲食店をご利用いただきます。また、地域ごとのアクティビティもあり、ここ神鍋は、プロジェクト初の高原リゾートに立地しており、スキー場と直結しています。その他にも、マウンテンバイクやパラグライダーなど、「アドベンチャーツーリズム」を体験いただきたいと考えています。当プロジェクトはすでに50社のパートナー企業と連結して連携しており、パートナー企業や自治体と今後も地域の知られざる魅力を発信していきます。
 3つ目は、新しい旅のスタイルの情報発信です。その手段の1つがWEBサイトです。ホテルの予約はもちろん、地元と連携して季節ごとの情報を1億7千万人いるマリオットの会員組織Marriott Bonvoy会員に発信しています。もう1つの手段は、アンバサダーによる情報発信です。SNSを通じて、地域の魅力を旅人目線で発信しています。
 2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。

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マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン

 フェアフィールドブランドは、1987年に第1軒目を開業して以来、約1,230軒を展開し、世界各地で展開拡大を続けています。フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトは2020年に岐阜県で開業して以来、7道府県で18軒のホテルを展開し、ここ神鍋は8道府県目・19軒目となります。 
 関西屈指のスキーリゾートとして広く知られる神鍋は、一年を通してアウトドアアクティビティを楽しむにはうってつけの場所です。当ホテルは、フェアフィールド・バイ・マリオットとしては初めてスキー場に直接アクセスでき、開業当初からスポーツロッカーを備えているホテルとなっております。
 現在、日本国内では、観光の活性化に向けて「全国旅行支援」をはじめとする地域のプロモーションやプログラムが実施されていますが、これは、国内旅行者にとっては今まで行ったことのない旅行先を開拓する絶好のチャンスとなると考えております。また、日本はパンデミック後の海外旅行先として最も人気のある国の一つです。今度、インバウンド観光の水準は、パンデミック前のピーク時へ徐々戻っていくと確信しております。10月に海外からの個人旅行者を解禁して以来、海外から訪れるMarriott Bonvoy会員の皆様を再びお迎えすることができ、大変嬉しく思います。Marriott Bonvoyの会員数は全世界で1億7,000万人以上おり、日本全国を旅行される国内外の旅行者の皆様に、限定オファーや特典を提供できることを楽しみにしています。

兵庫県知事 齋藤 元彦(さいとう もとひこ)様

 各地域に人が集まる仕掛けをつくっていただく、そして地元の方々を優先的に雇用していただく本プロジェクトに兵庫県知事として厚く御礼申し上げます。
 神鍋高原には素晴らしいコンテンツがあります。スキーやキャンプ場など自然を活かしたアクティビティが楽しめる地域です。
 先月11日にはインバウンド受け入れが大幅に緩和され、多くの観光客が訪れ始めています。また、全国旅行支援が始まるなど、観光業をさらに活性化していくことがいよいよ始まってきました。このタイミングで神鍋高原を皮切りに兵庫県内では兵庫南あわじ、兵庫やぶ、兵庫淡路と県内4か所で開業いただくことに兵庫県として大きく期待しています。ホテルはシンプルなつくりで、ホテル内で食事などを完結されるのではなく、やはり地域の食べ物などを楽しんでいただくことが地域経済に大きな波及効果をもたらすと考えています。
 今回の兵庫県での開業が兵庫県全体の観光を含めた追い風になるように応援していきたいと思います。

豊岡市長 関貫 久仁郎(かんぬき くにお)様

 新たな層のお客様を呼び込んでいただけることに大変期待しています。
 ホテルは宿泊特化型で、食事やお土産購入などは周辺地域を利用していただけるという地域振興に配慮したコンセプトで、ホテル周辺施設や道の駅・地域全体がさらに元気になることに期待しています。
 現在、道の駅神鍋高原の機能最適化と長寿命化を図る運営計画を立てています。来年の早い時期に計画をとりまとめ、道の駅の魅力をさらに向上させていきたいと考えています。
 神鍋は、自然体験やスキー・スノーボード、神鍋高原野菜などのグルメ、温泉など四季折々にスポーツやレジャーを満喫することができるので、ホテルで宿泊されたお客様にはぜひ地域の魅力を堪能していただきたいと思っています。
 豊岡市には神鍋高原以外にも訪れていただける魅力がたくさんあります。ぜひ豊岡のファンになって繰り返し来訪していただきたいです。

 
国土交通省 近畿地方整備局長代理
近畿地方整備局 道路部 道路情報管理官 森本 和寛(もりもと かずひろ)様

 「Trip Base 道の駅プロジェクト」は地方公共団体、企業が力をあわせて地域経済活性化を目指す事業です。道の駅神鍋高原では新鮮な地場産の野菜などが販売され、温泉施設が建設されており地域と連携した様々なイベントも開催されるなど地域振興の拠点としての取り組みをされています。
 本日開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原」と道の駅「神鍋高原」との連携により大きく地域の活性化に寄与されると期待しています。

フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原 概要
 フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原は、道の駅「神鍋高原」に隣接し、春は神鍋山トレッキングや山菜取り、夏はパラグライダーや草スキー、秋は滝の美しさに感動できる神鍋高原の玄関口です。冬は、神鍋にある3つのスキー場でスキーやスノーシューを楽しむために、近隣や遠方から人が集まり、神鍋高原はウィンタースポーツエリアとして有数です。
https://www.marriott.co.jp/osafb

・客室 / 全73部屋 キング:26室(アクセシブルルーム:1室)、ツイン:47室
・宿泊費 / 1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)
・客室平米数/ 25㎡
・階数 / 3階
・所在地/ 兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-30
・支配人 / 野田 忠則

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ホテル外観

 
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ロビーラウンジ

 
朝食ボックス
 当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
なお、朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。
ご提供は朝食ボックス付きプランのみ(数量限定)となります。ご要望の方は、ご予約をお願いいたします。

 フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原の朝食ボックスは地元産食材を使用した料理を提供する「レストラン・ベリッタ」にて制作。虹鱒の麩付けや栃もちなどの地元でしか食べられない食材をふんだんに詰め込んでいます。
※ご提供は、朝食ボックス付きプランのみ(数量限定)となります。ご要望の方は、ご予約をお願いいたします。

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朝食ボックス



・マーケットプレイス
 1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。

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マーケットプレイス

 
・スポーツロッカー
 ホテル周辺には、自然を生かした様々なアクティビティを体験できる施設がございます。バイクや自転車、スキー板などがおけるスポーツロッカーを設置。開業時からスポーツロッカーを設置しているのは、フェアフィールド・バイ・マリオットでは兵庫神鍋高原が初めてです。

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スポーツロッカー

 
・株式会社ビクセン様との取り組み
 国内販売シェア№1の天体望遠鏡を始めとする光学機器の開発、製造、販売のほか、天文に関わる様々な取り組みを行っている総合光学機器メーカー株式会社ビクセン様とフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトは、これまで、栃木・京都・奈良などのホテルで星空観察イベント「スターパーティー」を開催してきました。神鍋高原・蒜山高原開業当日も行う等、地域の魅力を感じていただけるイベントとして、これからも開催予定です。素晴らしい星空を見上げながら自然を満喫していただけるアクティビティとなっております。
 
「Trip Base 道の駅プロジェクト」について
・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。
・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。
・これまで “旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。
・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。
・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。

参考情報

『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP
https://tripbasestyle.com/

TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】
https://twitter.com/TRIPBASESTYLE

TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】
https://www.instagram.com/tripbasestyle.official/

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 兵庫県初!11月1日開業「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原」