10月31日(月曜) 完成記念祝賀会を開催しました

2022/10/31

豊島区は、池袋駅北口前公衆トイレ(ウイトピア)の完成を記念し、本日完成記念祝賀会を開催しました。
池袋駅北口前公衆トイレ(ウイトピア)は平成7年に新設されたもので、日々多くの方々にご利用いただいております。しかし、開設から20年以上経過したことで、施設の老朽化が目立つようになり「暗い・怖い・汚い」といった声や、女性の利用者が少ない、和式便器の洋式化が進んでいないという課題が顕在化していました。
そこで豊島区では、悪いイメージを払拭するためウイロードの美装化を手掛けた美術作家の植田志保氏とともに、誰もが利用しやすい明るいトイレを目指し、豊島区制90周年記念事業として全面改修工事を行いました。約12か月の改修期間でウイロードからのつながりを重視した一体的な装飾を施し、トイレの上部にはひかりの羽と題したオブジェを設置することで、あたらしい池袋北口のシンボルとして、色鮮やかに生まれ変わりました。

完成記念祝賀会は、珈琲専門館 伯爵(西池袋1-29-1)にて行われ、高野之夫区長、美術作家植田志保氏や、制作に携わった区民の方々なども出席し、あたらしく生まれ変わったウイトピアを祝いました。
完成記念祝賀会に出席した高野之夫区長、植田志保氏のコメントは以下の通りです。
高野之夫区長「今回、植田志保さんをはじめ、区民の方や子ども達と共に、素晴らしいトイレを完成させることができました。ウイロードからのつながりを大事にしたウイトピアは、池袋のイメージアップに繋がりました。ウイトピアは今後、池袋北口の新たなシンボルとして、まちのみなさまに愛されていくと確信しています」
植田志保氏「本日は、無事にウイトピアの完成記念祝賀会を迎えられたことを嬉しく思います。改修にあたって、元々あった天窓はチャームポイントだと思い、それを最大限活かして制作しました。屋上オブジェの「ひかりの羽」は、区民の皆様とともに編んで作成したものです。編むことで、人々の出会いや絆、まちのぬくもりを表現しています。是非ご覧になっていただき、影と光のライトアップも楽しんでいただければと思います」

■ひかりの羽について
植田志保氏が区内最大のお祭りである「ふくろ祭り」で毎年披露されるおみこしの上にある鳳凰に感銘を受け、イメージした屋上オブジェが「ひかりの羽」です。
ウイロードを通って池袋の過去・現在、そして未来へと続く「希望」のシンボルとして空に向かって飛び立とうとしています。「ひかりの羽」は、色とりどりに染められたロープを区民の皆様とともに編んだもので、地域の人々とのつながりへの想いが込められています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 豊島区制90周年記念事業「池袋駅北口前公衆トイレ(ウイトピア)」が完成!