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会場:新宿シアタートップス 公演日程:2022年10月23日(日)〜10月30日(日)本公演 10月22日(土)プレビュー公演 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O1-bprh78L1】
清水邦夫VS渡辺えり 渡辺えりが初めて清水作品に挑む!
過去に何本もの演劇作品を生み出してきたオフィス3〇〇だが、 これまで他作の脚本の上演を行ったことはなかった。今作で初めて オフィス3〇〇主宰・渡辺えり演出でもって他作(清水邦夫氏作)の脚本に挑む。 清水邦夫氏の往年の傑作を渡辺えりはどのような芝居に作り上げるのか。 こうご期待!
渡辺えりが27人と織りなす前代未聞のアンソロジー
50年前、若者たちは何を目指し、夢見ていたのか? 革命の夢破れた狂気の詩人たちは 今も酔いどれ船に乗り果てない海を漂っている。
渡辺えり
【ご挨拶】
1972年青年たちはなぜあれほど熱く世界と戦い自己と向き合い続けたのか? ベトナム戦争を止められない忸怩たる感情が吹きあがり、安保条約の矛盾に抵抗しようとしたのだったろうか?
沖縄返還、あさま山荘事件の年だった50年前「ゴットファーザー」「キャバレー」「惑星ソラリス」が封切られたあの年、舞台では越路吹雪の「アプローズ」が初演されたその年に、清水邦夫作 蜷川幸雄演出の「ぼくらが非情の大河をくだる時」が上演されました。その舞台には私が若手の頃から影響を受け尊敬している石橋蓮司さんと蟹江敬三さんが兄弟の役で出演していました。
山形の高校生だった私は町の本屋で掲載された雑誌をみつけ、原稿用紙にすべての文字を書き写し、感動し号泣しました。なぜあれほど胸を打たれたのか? 革命に命を懸け夢破れた者たちの敗北感に共鳴した17歳の激情を67歳の今の夢と重ね合わせ演劇の未来に向かおうと思います。
あの時の若者たちの感情は今またロシアによるウクライナ侵攻の現状とつながり、山上容疑者によるテロ行為などによっても甦って参ります。
タンゴの生演奏とタンゴダンサーによるコラボを取り入れながら27人の登場人物たちが様々な役に変化する舞台です。清水邦夫の過去の作品群から台詞を抜粋、本作品の中に折りこんでいきたいと考えています。
時代を超えて現代に甦る「ぼくらが非情の大河をくだる時」を、世代を超えた仲間たちと作っていきたいと思っています。
舞台本番の後初演時に出演なさった石橋蓮司さん初め、様々なジャンルの方をゲストに迎え、様々な角度からこの時代を、そして今を探ります。
渡辺えり
オフィス3◯◯公演
『ぼくらが非情の大河をくだる時』〜新宿薔薇戦争〜
【劇場】
新宿シアタートップス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3丁目20−8 WaMall TOPS HOUSEビル4F
TEL 03−6457−4053(劇場ロビー・主催者直通 公演期間中のみ)
【期間】
2022年10月22日(土)19時 プレビュー公演
2022年10月23日(日)〜10月30日(日) 本公演(11回)
【日程】
プレビュー: 10月22日(土)19時
公演期間: 10月23日(日)14時
10月24日(月)14時/18時30分
10月25日(火)14時
10月26日(水)14時/18時30分
10月27日(木)18時30分
10月28日(金)18時30分
10月29日(土)13時/17時
10月30日(日)14時
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O8-Rfgp06SR】
【料金】
プレビュー(全席指定・税込) 3,000円
一般(全席指定・税込) 4,000円
25歳以下割引 3,000円
【チケット取扱】
[予約受付中]
オフィス3◯◯ ticketyoyaku300@gmail.com
TEL: 03-6450-8603
[9月15日より取扱開始]
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/office300/
イープラス http://eplus.jp
ローソンチケット https://l-tike.com/order/?gLcode=35703
Lコード:35703
カンフェティ http://confetti-web.com/300
【あらすじ】
深夜、都内の公衆便所。夜な夜な男が男を求めて集まってくる。そこへ一人の詩人が現れ、便所の壁や柱を愛撫し始める。彼は、愛に破れた無名戦士たちの死体が公衆便所の下に埋められていると信じているのだ。やがて、棺桶を持った男が二人あらわれる。詩人の父と兄だ。二人は、気狂いの弟・トオルを夜な夜な追い続けることに疲れ果て、何度も彼を見捨てようとするが……兄はかつて弟を裏切ったことを悔い、弟のえがく強い兄の役を演じ続ける。そして……。
【CAST】
岡森諦(扉座)
吉田侑生
岩戸秀年
タンゴダンス 村本すみれ
玉井勝教
バンドネオン 鈴木崇朗
〜薔薇の群島に潜むものたち〜(五十音順)
アイザワアイ
石坂史朗
大石敦士
大西薫
小幡朱里
菊池健光
北川正洋
後藤茂
酒井葉子
佐藤俊彦
椎木美月
芝原れいち
清水琴
西田薫子
春可直子
藤江彩灰
深月要
翠月瞳
宮下浩行
山田唯
夢乃
【STAFF】
作 清水邦夫
演出 渡辺えり
音楽 鈴木崇朗
美術 岩本三玲
照明 宮野和夫
音響 小林勇太
衣裳 原田夏おる
振付 村本すみれ
舞台監督 戸沢俊啓
宣伝写真 横田敦史
宣伝美術 十倉彩子
制作 オフィス3◯◯
演出 渡辺えり
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O10-2Vkn32f8】
劇作家・演出家・俳優・歌手
1955 年 1 月 5 日生まれ。山形県出身。「オフィス3◯◯」主宰。『ゲゲゲのげ 逢魔が時に揺れるブランコ』で岸田國士戯曲賞、『瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙』で紀伊國屋演劇賞を受賞。俳優としても『おしん』や『あまちゃん』をはじめ多くのドラマに出演、映画『Shall We ダンス?』では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。他多数の受賞歴を持つ。コロナ禍により活動が制限される中、2020 年に行った作品「さるすべり」が英訳され、自身2作目の英訳出版となった。また、歌手としても活躍。自身の訳詞提供なども行っている。16 歳から長年夢見ていた作品である清水邦夫作『ぼくらが非情の大河をくだる時』を 今回初めて演出。
岡森 諦(扉座)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O11-B96fQZL9】
1961年10月5日 神奈川県出身
劇団扉座(旧・善人会議)創立メンバー。『愚者には見えないラ・マンチャの裸の王様』の名演技など、劇団公演では作品を支える役を多数演じる。
個性派俳優として、つかこうへい事務所、劇団方南ぐみなどの外部舞台作品にも出演。また、NHK大河ドラマ『風林火山』『青天を衝け』にレギュラー出演する等、TVドラマにも数多く出演している。2022年8月には「Midsummer night's dream ~トランペットとリーディングの夕べ~」でコラボレーションライブをするなど、役者の型に捉われず多くのシーンで活動。2022年10月劇団扉座第74回公演『最後の伝令 菊谷栄物語―1937津軽~浅草』への出演が控える。
吉田侑生
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O12-e6mLSGA3】
東京出身。DIGカンパニー所属。
劇団3○○では数多くの舞台に出演。
主な舞台『ゲゲゲのげ』『りぼん』(演出:渡辺えり)『王の男』(演出:青井陽治)『かもめ』(演出:松本祐子)『川を渡る夏』(演出:稲葉賀恵)『タイタス·アンドロニカス』(演出:小笠原響)
映像作品『土竜の唄』(監督:三池崇史)『レディ·レディー〜トイレで泣いたことありますか?』(監督:三島有子)など。
岩戸秀年
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210037597-O13-h6697MY8】
大阪府出身。株式会社bamboo所属
2009年〜2015年まで唐組に所属し数多くの舞台に出演。
近年の主な出演作に、「川を渡る夏」ハジメ役(作:渡辺えり 演出:稲葉賀恵)、「永遠ノ矢 トワノアイ」一矢/イソンクル役(作/演出:宇梶剛士)、「楼閣興信所通信」田口役(作:唐十郎 演出:鳥山昌克)、「タイタス・アンドロニカス」リューシアス役(演出:小笠原響)などがある。
また、ドラマ「青のSP−学校内警察・嶋田隆平−」(秋吉昌巳役)、ドラマ「記憶捜査スペシャル2~新宿東署事件ファイル~」(牧村猛役)、TVCM「サイナスリンス」に出演するなど幅広く活動している。