パリ・シテ大学(Université Paris Cité)感染症学部教授であり、サン・ルイ病院/ラリボワジエール病院(Saint-Louis and Lariboisière Hospitals)感染症部門長であるジャンミッシェル・モリーナMD(Jean-Michel Molina, MD)は次のように述べています。「lenacapavirは、複雑な治療歴のある患者さんの重要なアンメットニーズを満たすとともに、医師が長年待ち望んでいた、エイズへの進行リスクが高い患者さんに対する年2回投与の選択肢です。CAPELLA試験においてlenacapavirは、他の抗レトロウイルス薬との併用により、多剤耐性を有するHIV陽性者において、持続的なウイルス抑制率と臨床的意義のあるCD4陽性T細胞の回復を示しました。lenacapavirは、革新的な長時間作用型のHIV治療選択肢として、臨床環境を一変する可能性を秘めています」