會澤高圧コンクリート株式会社(本社苫小牧市、代表取締役社長 會澤 祥弘)が世界で初めて実用化に成功したバクテリアの代謝機能を用いてコンクリートを自己治癒させるテクノロジー「Basilisk HA 自己治癒コンクリート」が、国土交通省の新技術情報提供システムNETIS(New Technology Information System、以下NETIS)に登録されました。
【自己治癒のメカニズム】 Basilisk HA 自己治癒コンクリートは、バクテリアと餌の元となるポリ乳酸を混合して製造した材料です。使用方法は、生コンクリート製造時に他の原材料と同時に混入し練り混ぜます。Basilisk HA は練り混ぜによりコンクリート全体に分散され、ポリ乳酸は練り混ぜ水による分解で、乳酸カルシウムに変っていきます。一方、バクテリアは強アルカリ環境下により休眠状態を保っています。